目標はその先に | 野球放浪記『百聞不如一見』

目標はその先に

明治神宮大会第2日目 高校の部


新チームになってからの公式戦、光星学院は青森県大会から東北大会決勝戦までの8試合で75得点。ロースコアの試合は東北大会決勝戦の聖光学院戦の3-1くらい。あとの試合はすべて7点以上取った試合でした。


打線は水物とよく言いますが、強力な打線は明治神宮大会という全国の舞台でも衰えを知りませんでした。


打球音が違うし、打球も速い。それはまるで夏の選手権で優勝した日大三高や90年代から00年代の強打の智辯和歌山を彷彿とさせるものでした。


最後は延長タイブレークで北条選手の豪快な逆転サヨナラ満塁ホームラン締めでした。


隙のない走塁もやってきます。新チームになって間もない頃は技術面に未熟さがあるものです。今日はエラーこそありましたが、やっているプレーそのもののレベルは高いです。あとは絶対的なエースがいない投手力の底上げが出来れば、もっと強いチームになると思います。


光星学院のスラッガー田村選手はノーヒット。3打席目までは悪くなかったのですが、打ちたい気持ちが強すぎてボール球に手を出す打席もありました。今後、まともに勝負してくれる打席も少なくなることでしょう。打たしてもらえないとつまらないかもしれませんが、時にはチームのために打ちたい気持ちを抑えることも大切です。結果を求めすぎて調子を崩さないことが大切です。


神村学園もここまでは1試合平均7.8得点と強力打線を誇るチームです。試合前半は劣勢でしたが、8回表に相手エラーからチャンスを作り、4点差を追いつきました。前評判通りの打力を発揮しました。センバツも楽しみです。


優勝すればセンバツ出場枠が1つ増える明治神宮大会。選手権終了後に残念なニュースはありましたが、東北を元気づけるという意味では東北からの出場校が増えるのは明るい話題にもなります。光星学院にも期待がかかります。ただ、本当の目標はそこではないように思えます。


「不祥事があって一から出直し。再び決勝戦の舞台に立つ。」光星学院・仲井監督もそう仰られていました。


インタビューでは語ることはありませんでしたが、先輩たちの果たせなかった全国制覇──。この思いがあると思います。


これはあくまでも成長の過程であり、そこに照準を合わせている、そう思えてしまいます。


神村学園8-11光星学院


がんばろう日本!


“Dash on” NORI