エースで4番 | 野球放浪記『百聞不如一見』

エースで4番

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みどりの森県営球場。
この球場は、じょしこーせーもたくさん来ていて目の保養に…ゴホン!失礼しました!


外野には木々の緑。少し視線を上にやると大空が広がっている。目の保養にもなり、とても癒された。いい球場だ。


第2試合開始前、唐津商が陣取る一塁側のブルペンでは北方悠誠(ゆうじょう)投手が投げていた。今日は彼に会いに来たようなものだ。


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彼の前には自分も含めて数人ではあるが、人だかりができていた。注目度の高さが伺えた。


今日の北方投手、いきなり1回、2回と三者連続三振で、計6者連続奪三振を奪う。


3回に先頭打者にセーフティバントを試みられ、7者連続はならず。(記録はピッチャーゴロ)


まっすぐの切れはいいし、スライダーもいい。決め球のフォークも、まっすぐの切れがいいから活きる。


非の打ち所のないような投球。5回も三者連続三振。6回までは失策による出塁を1つ許しただけでノーヒットピッチング。


しかし7回一死から北陵の2番宮原選手にセンター前ヒットを打たれ大記録は潰える。


この回、疲れが見え始めたのか、2本の安打と連続四球の押し出し、自らの暴投で2点を奪われてしまう。


悪いのはこの回だけだった。球数が100球を超えた8回からは変化球を多めに使ったりしながら、バッテリーで工夫もしていた。


9回も二者連続三振で締めて、終わってみれば3安打14奪三振、球数138球の完投という内容。


打っても2安打4打点と投打にわたる大活躍だった。


失礼ながら、唐津商はできるだけ点は取るな!コールドゲームにはするな!と思っていた。


北方投手の投球を楽しみたかったからだ。そう思わせる投球だった。


今回は諸事情により行けなくなった激アツの三重大会に未練があった。他にも行きたいところはあった。


そんな中で一度見てみたかった北方投手のいる唐津商を選び、佐賀に足を運んだ。本当に勇気と覚悟のいる決断だった。


正直、不安もあったけど、北方投手の活躍により、それは吹き飛んだ。本当に佐賀に行ってよかったと思えた。


がんばろう日本!


“Dash on” NORI