逸材 | 野球放浪記『百聞不如一見』

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スカウトの人たちが、続々と集結してくれて安心した。自分がここに来たことが間違いではなかったと思った。


あるスカウトの人は理由をこう述べた。


「ここしか(試合を)やってないから」


はい、ごもっともです。


でもスカウトの人たちが来るということは、お目当ての誰かがいるということだ。


それは大阪教育大・山本翔(かける)投手と奈良産業大・河津尚幸投手である。この二人が投げているときにはスピードガンを構えて球速を測るスカウトの人もいた。


過去に二人とも全日本選手権で登板経験があるのだが、私は見たことがなかった。


2試合目に登場した山本翔投手は阪神のドラフト隠し玉として名前の挙がっている投手である。まぁ同じく隠し玉と言われた三菱重工岡崎・宇田川投手の指名を見送った経緯があるので、どうなるかはわからない。


今日は2安打完封、16奪三振の内容。球速は140キロに満たなかったみたいだが、球持ちがいいから、打者がまっすぐに振り遅れる、このまっすぐがあるから変化球にタイミングが合わなかったんだと思う。死球を2つ与えてしまったもののコントロールは良さそうな印象だった。


河津投手は時間の都合で最後まで試合を観れなかったのだが、変化球のキレはいいけど、まっすぐの球速は130キロだったみたいで物足りなかった。


第1試合の大阪大-大阪工業大の試合は、ぼーっと観ていたのだが、大工大・棚橋投手がよかった。ピンチで2打席連続で3番、4番を迎える場面があり、いずれも連続三振に仕留める気迫の投球は見事だった。


雨が降ったり止んだり、時折強い風が吹いて寒かった時間もあったが、見たいものは見れたのでよかった。


がんばろう日本! のり