衝撃の発表 あれから1年 | 野球放浪記『百聞不如一見』

衝撃の発表 あれから1年

去年の12月9日。
私が去年1年の中で一番へこみ、落ち込んだ日だった。


受け入れられない事実、受け入れたくない事実。お昼過ぎに知らせを聞いて、家に帰ってニュースをはしごして、ただただ悲しみに暮れていた。

翌日、当然のようにスポーツ紙は一面で取り上げる。仕事中に嫌でもその記事が目に入る。とても辛かった。苦しかった。


時が経ち、シーズンが始まり、グランドには姿はなくても、解説者として元気な姿を見せてくれることが何よりの支えだった。


ただ一昨日あたりから、ふと思い出して、野球のないこの時期に、また寂しさが込み上げてきた。


赤星憲広──。
電撃引退会見から丸1年。


来年の今頃もまた同じ気持ちになるかもしれない。


でも自分の気持ちにちょっとした変化が現れた。


引退を知らされて間もない頃は、現役復帰、もしくはコーチとして再び阪神のユニホームを着てほしい気持ちが強かった。でも今は違う。赤星の気持ちに反するかもしれないが「無理をしなくていいよ」と言いたい。


別に復帰してほしくないわけではない。赤星の体は我々の想像を超えるほど状態が悪いことを、後に知ったから。1年という期間では到底、現役復帰は無理な状態だと知ったから。


たとえグランドに立てなくても野球に関われることは、いくらでもある。どうか自分の体をいたわってほしい。