私の趣味の一つに釣りがある

小学生低学年から、父に連れられ

5,6年生のころには、同級生たちだけで、大阪から始発に乗って、和歌山方面の堤防まで竿とクーラーを持って、出かけることもしばしばあった

そのころ喜んで読んでいたのが、釣りキチ三平という漫画。

矢口高雄という釣り漫画の巨匠の代表作だ

それ以後、しばらくしてだったか、そのころだったかは、わからない

確か釣りキチ三平以外の矢口先生の漫画のセリフに、

「釣り人に悪人はいない」

というセリフがあったと記憶している


ストーリーは、釣り好きの亭主と妻が寝静まっているあいだに、泥棒が入り

寝静まる夫婦の部屋から気づかれぬように、そのご亭主の釣り道具から竿を使って、泥棒を働かれたというもの。

ご亭主が、使われた釣竿を調べたところ、頑丈な釣竿を使わず、竿先の柔らかい竿を使って一度失敗し、次に頑丈な竿をつかっていたこと。つまりは、泥棒が釣り人ならわかる竿の種類をしらなかったということで、

『犯人が釣り人でなくて良かった。やっぱり釣り人に悪い奴はいない』

ということを話した

たしかこんな感じのストーリーだったと思う。


さて、現在、空前の釣りブームだという。

実は昔からの、名物釣り場が次々と立ち入り禁止・釣り禁止になっているという。

これは、一地方に限らず、日本全国に広がりつつある光景でもある


理由は・・・

釣り人のマナーの悪さである。


私の聞いた理由をいくつか挙げると

① ごみのポイ捨て。袋に詰めたごみを分別せず、近所のごみ箱に突っ込む

② 漁港に釣りエリアがあるのに、立ち入り禁止の場所に侵入

③ 係留している船(自分のものではない)に勝手に侵入して、その船の上で釣り

④ 手入れして、干してある漁網に仕掛けを絡ませて、放置

⑤ 脱糞・立小便

⑥ これらを注意されて、逆切れ

⑦ 場所取りの為に、公共の場である堤防の上に12時間以上(例・夕方18時~翌朝6時まで)道具を放置(本人は車で睡眠)

⑧ その道具が盗難されて、騒ぐ。地元の方に疑いの目を向ける。


などである。

正直、⑧に関しては、自業自得の話で、泥棒はいけないことだが、釣り道具という高価なものを放置する奴が悪いのである。

そして、①~⑧に共通してるのが、他人に迷惑をかけているということ。

マナー違反だけではなく、犯罪行為までおかしていることに、気づいていない。もしくは、わかってやっているということだ。

③に関しては、釣り船、漁船に限らず、船を撒き餌や、魚の血液で汚されていたケースもあるそう。これ家の中で、同じことやられているのと、同じですよね?

コロナの緊急事態宣言中に、パチ屋・パチ客・サーフィンしている連中に、批判が集まりましたが、釣り場で密を作る釣り人も報道されました(なぜか、炎上しませんでしたが。。。)


釣りブームの原因の一つにYouTubeがあります。

自分もよく見るのですが、彼らはルールに従って、釣りしている人が、ほとんどです。

正直、彼らの楽しい部分だけ見て、ルール・マナーが守れない人には、釣り場には訪れてほしくないのです。

釣りチューバーたちに、不満があるとすれば、

『大物釣れた』という動画ばかりではなく、海の清掃、マナー喚起の動画を、もっと上げてほしいですね。正直、月一はおろか、年に一回あるかどうかくらいですからね。


こちらは、最近、わたしのお気に入りのYouTubeチャンネルです。



海好きな主さんが、釣り(ほぼ素人)や、スキューバダイビングされてます。

釣り人の出す餌木やルアーのロスト、ライン、錘、ビニールゴミで痛むサンゴを守るために活動され、漁礁までつくって、人間との共存を探り、実験されてます。

正直、この活動に対しても、『餌木やルアーを釣り人に返せ』『拾得物として警察に渡せ』とケチをつける馬鹿がいます。

餌木やルアー拾うため潜るのに、いくらかかるんでしょう

主さんは、そんなバカの為にわざわざ、警察に問い合わせ、ごみとして扱ってよいと許可を得られました。

潜れなくても、ごみを持ち帰ることはできます。

マナーを守ることもできますよね?


今、悪循環で、釣り場封鎖が増えたことで、ほかの釣り場に釣り人が殺到、その中にマナーの守れない奴や、船に侵入するなどの犯罪行為をする輩も、同じように移動しています。

このままでは、実績のある良い釣り場の立ち入り禁止が、今後も増えていくと思います。




『釣り人に悪い奴はいない』

今、そう言えなくなってきてます。

正直悲しいです。