このところめっきりと秋めいてきたため、電費も向上してまさに電気自動車日和な毎日です。

こちらはあいもかわらず、日に60~70km平均で走行しています。

 

さて、最近新たな発見があったので書き込んでみたいと思います。

 

電気自動車はガソリン車に比べてその電費(燃費)の点で、ストップ&ゴーな道は得意で、逆に高速道路などの巡航ではガソリン車の方が得意(ガソリン車のデメリットが出にくい)というのは、最近ではよく知られたことかと思っています。

 

ということを少し拡大解釈してみると、電気自動車では加速時に急加速しても緩加速しても電費は変わらないのでは?とも思い始めてきました。感覚的にはゆっくり加速の方が負担がすくない=電費が良いというイメージですが、実際にここ最近はECOモードを解除して、信号が青になった時などの発進時も遠慮なく加速する走行をしてみたところ、どうも電費には大きな違いがないことが確認されつつあります。

 

ガソリン車の場合は、加速時に燃調が薄くなったり、またはターボ車ではさらに燃焼温度の急上昇などでノッキングを起こすことがあるために(加速時に)燃料を増量してインジェクターから吹くために燃費が悪化することは知られています。

 

しかし電気の場合は、加速とその時間の積で電費が決まるようで、たとえばある速度に達するのにフル加速で3秒、フルの半分の加速で6秒は同じ電費(電気消費量)ということになるのではと思っています。

 

ということから、加速時は電気自動車本来のシームレスな気持ちの良い加速を法定速度域まで楽しみ、そのあとは法定速度域での一定速度(コースティング)という走行パターンが、気持ちよく、また電費も気にすることなく走れることに今さらながら気が付きました。

ただし気持ちよく加速していると、夏場などにバッテリー温度の上昇というのもあるかもしれないので、ここは少し注意が必要かもしれません。(温度管理はリチュウムイオンバッテリーの生命線ですから。空冷バッテリーのリーフの泣き所なのかもしれません)

 

この時またふと疑問に思うのが、リーフのECOモードの存在。

これって必要あるのでしょうか?もし必要というのならば、「ECOモード」ではなく、「バッテリー保護モード」(夏場の発熱への懸念から)とか、雪道走行などでの急加速防止のための、「低μ路モード」とか、その方が実態に近い気もしますがどうなんでしょうか?