要するに、メグ・シャークvsジャイアント・オクトパス(vsジェイソン・ステイサム)

お金のあるアサイラムみたいな。

前作は、メジャー大作故かサメ映画ならではの描写に遠慮が見られたり、目玉であるはずのジェイソン・ステイサムさんのアクションの見せ場がイマイチだったりと物足りない出来でした。

しかし、作品は世界的にヒット。

続編が作られることになりました。

「もういいかな」と思った人、今作はずいぶん改善されていますよ。

映画館の大きなスクリーンで見る価値がある作品になっていると感じました。


海洋調査に向かった主人公ジョナス達。

その前に施設に隔離されているはずのメガロドンが現れます。

危険を感じた彼等は水中の断層を抜けて深海へと逃げますが、そこで待っていたのは稼働中の正体不明の深海ステーションと新たなメガロドンの群れでした。

潜水艇が故障し、酸素が残り少なくなったジョナス達は、海底を歩いて3Km先の海底ステーションに避難しようとします。

しかし、海底での違法なレアメタルの採掘を行なっていた一団がいて、ステーションを見たジョナス達を殺そうと狙って来ます。

その中には、かってジョナスのせいで刑務所送りになり彼を恨んでいるモンテスがいました。


体感では物語の2/3は海の底が舞台。

残る酸素が少ない何で、この危険な場所からどうやって脱出するか?

ようやく海上に出れたと思えば、盗掘グループの仲間に海上基地が占拠されています。

更には……


この手の作品に望むことがテンポ良く、これでもか〜これでもか、これでもか〜これでもかと連発されます。

ある程度の知識を持った人には納得いかない展開や、てか普通に考えたらアレ?ってなる部分もありますか、観客が深く考える前に話が進みます。

人がやたらと死ぬ話しではありますが、ここはエンターテイメントとして楽しめればなと。

あと、エンディング曲がけっこう良い味出しているんで、さっさと席を立つのは勿体無いですよ。

ラップで、歌っているのはメガロドンさん本人wwwww


☆☆☆☆★


特に不満な点が2つ。

1個目は、冒頭でウー・ジンさんが装着したパワードスーツの威力を見せているのに、後半彼なりステイサムさんがパワードスーツを着てメガロドンと闘うシーンが無かったこと。

2個目は、せっかくタコ🐙の化け物らしきものを出してきたのに、も一つ活躍が足りないような。




ラスト、ステイサムさん達が休んでいる浜辺からカメラが引いていって島の全景が見えたあたりで、森の向こうで何かが動くかと一瞬期待。