『午前10時の映画祭』にいよいよ登場。
既に何度かソフトが発売されていますが、
劇場公開はなかなか許可が下りないというレアな上映です。
超人気な人喰い鮫ジャンルのマスターピースが、高画質で劇場のスクリーンで見れるのは貴重な機会です。
そして、ゾンビと同様に様々な同タイプの作品が量産されていながら、未だに鮫映画のベストとも言える作品だったりします。
海水浴客からの収入が大切な町で、鮫に喰われたらしき人間の残骸が発見されます。
新任の警察署長ブロディは海を閉鎖しようとするのですが、市長の猛反対に会ったあげく、事件は船のスクリューに巻き込まれた事故として処理されてしまいます。
それでも鮫は再び現れ、今度は海水浴をしていた少年が犠牲となります。
残された母親が鮫退治に懸賞金をかけたことで、大金目当ての人間が海に乗り出すことになるのですが…
この作品。
子供の頃は怖くて見れませんでした。
テレビでCMが流れたら耳を塞いで画面から目を逸らしたものです。
まぁ、テレビCMでそこまでの場面は映ってなかったと知るのは、それから数年経ったテレビ放送でしたが。
実はこの作品。
人喰い鮫ジャンルながら、そこまでグロな場面はありません。
ストーリーの面白さと演出で楽しませてくれるタイプのものです。
特に後期のスピルバーグ監督作品にありがちなサービス過剰で逆に盛り上がれないのとは違っています。
それが、今でも面白く見える理由だと。
☆☆☆☆★
冒頭で、最初の犠牲者になる女の子が知り合った男の子を誘うように走り出して、途中で服を脱ぎ乍ら海にドボン!
服を脱ぐのは手間でしょうし、目の前で可愛い女の子が裸になっていったら、何がなんでも追いつくのが男の子な気はしますが。
