原作は、S•キングさんの大長編。分厚い文庫本で4冊分。
今更キング原作が売りになるとは思えず、人気スターが出ている様子もないのに、本国アメリカでは大ヒット。
そして日本でも、かならの人気ぶり。
予告編で流れた不気味なピエロが受けたのか?
そろそろこのタイプのホラーを観客が求めていたのか?
大雨の日に1人で遊びに行った弟が行方不明に。
その事に責任を感じて、弟を探し続けている主人公の少年。
彼の友達も、またそれぞれに悩みを抱えています。
そして、ある日苛めっ子に追われていた太った少年を助けたことから、彼も仲間に加わります。
転校したばかりで友人のいなかった彼は、図書館に入り浸りで、そこで町の歴史を調べていました。
この町では行方不明者が多く、その大半が子供。
そして、大きな事件が27年毎に発生しているらしいと。
今年がその27年目で、“それ”が町に戻って来たのではないか?
良く出来たホラー映画ですが、本当に怖いのは冒頭部分だけ。
むしろ後半は意図的にホラー濃度を薄めているようで、雰囲気としてはスタンド・バイ・ミーの連続殺人鬼ものという感じです。
☆☆☆☆★
んで、原作通りなら、27年後に再び戻って来たITと対決するために、大人になった彼等が集まる続編が…。
