化学療法といっても抗がん剤とホルモン療法があります。
残念ながら、私のタイプはホルモン受容体がなかったので
ホルモン療法は選べませんでした。
治療法の選択肢が少なくなったとも言えますが
月経なんかのホルモンが影響して大きくなるわけではないとも言えます。
もはやここからは、まな板の鯉です。
主治医が「これが効果があります」という薬を投薬するのみです。
術前はFEC、タキソール+ハーセプチンをそれぞれ3カ月することになりました。
FECは、3週毎を4回
タキソールは、週一毎、ハーセプチンは3週毎となります。
私は自分がするまで全然知らなかったのですが
現在の化学療法は、通院が主体と皆さんご存知でしたか?
父も癌でしたが、5年程前の治療時は入院でした。
癌のタイプによるのかもしれませんが、乳癌の抗がん剤治療は通院です。
点滴で投薬しますが、大体3時間くらいかかります。
化学療法室は混雑しているので、プラス1時間が問診と薬剤準備にかかります。
TVも個々に用意されていますが、必ずしも見たい番組があるとは限りません。
私はDVDプレイヤーが貸出されてるので、いつもDVDとイヤホンを持参します。
しかも笑えるDVDです。
治療受けるにしてもちょっとでも楽しい方がよいので。
抗がん剤の投薬が決まると、化学療法室でオリエンテーションがあります。
主治医の方にも、もちろん疑問があれば聞きますが
具体的な副作用なんかは、化学療法室の方がよく知っているようです。
例えば、爪が変色やもろくなると聞いたので、
「ネイルアートでごまかしてもよいですか?」と確認すると
できれば、化学療法室のオリエンテーションで聞いてくださいとのことだったりします。
大きい病院ならではの「誰に聞くのがいいの???」ってことがありますが
いつかちゃんと答えてくれる人が見つかるので、辛抱強く質問しましょう。