初恋は物心ついた頃…3歳年上の従兄弟に片想いしていた

従兄弟は2人いて兄の方は優しくて頭が良かったので学校でもファンクラブが出来るくらいモテていた


だけど私が好きだったのはちょっとやんちゃな弟の方のお兄さんだった

いつも私を揶揄ってプロレスの技をかけてきたり 自分は自転車に乗ってわたしは走らされた笑い泣き


遊ぶのは男の子の遊びで池で鮒釣り、木登り、キャッチボール…将棋、オセロで毎回負けさせられた

オセロはわざと負けるような素振りをして結局全部ひっくり返された

本当に悪い奴だ


毎年夏休みは従兄弟の家に泊まりに行くのが恒例で…お兄さんのベッドで一緒に寝るのだが『寝るなよ!ヤンタン(ヤングタウン)聴けよッ』と怒られた


だけどたまに優しくて…私にとっては 

あだち充の『タッチ』の達ちゃん的な存在だった…

そんなお兄さんがわたしに『狭き門』という小説をプレゼントしてくれた

あの小説難し過ぎていまだに理解出来ていない


しばらくしてお兄さんは美人の女性と結婚した…

結婚式当日おめでたい席なのに心が幼かった私は泣いてしまった


数年前は従兄弟会をしたりして交流があったがもうしばらく会っていない

今こうして日記を綴り どうしていらっしゃるかなぁ…と思う

また 昔話をして笑いたいな

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