CS放送で1963年の映画「巨人大隈重信」というのをやっていたので見てしまいました。

大隈重信の半生を描いた作品です。ラストでは、早稲田大学開講に伴って伊藤博文から祝辞を受け、学生達と早稲田の歌を歌うシーンがあるのですが、ドキュメンタリーかと思ってしまうほど引き込まれてしまいました。また、白黒映画なのですが、役者の演技がリアルでわかりやすかったです。特に俳優である宇津木健も出演しているので、若き頃の彼を見る事ができました。

音声とか、背景などはまだまだ発展途上時代の映画ですが、それがなんとも暖かい。今の技術では逆にこの雰囲気を作れないだろうなぁ。