やっと全部見ました!!何かというと

「天元突破グレンラガン」

Youtubeにアップされていたので著作権の違法だよなぁと思いながらも全部を見てしまいました。全27話、合計で14時間ぐらいかかったのでしょうか‥。自分は空いてる時間にちょこちょこ見るしかなかったので、1週間はかかりました。そもそも、このアニメは全く知らなかったのですが、しょこたん(中川翔子)のブログでそのアニメのコスプレばかり最近アップしていたので、どんなものかWikipedia等で調べてみるとなんと、あの「新世紀エヴァンゲリオン」を生み出したGAINAXの制作で2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞作品であることがわかり、なんとしても見なくてはという次第です。

自分はオタクに一歩ずつ近づいているという思いはありますが、今や日本のアニメ技術が世界的に評価されて「Anime」「Japanimation」なんて言葉も生まれてきているぐらいです。イラク戦争ではキャプテン翼の絵を描いた日本の戦車やトラックが現地の子供達に受け入れられたとか。また中国、韓国でもアニメを知った若い年代は日本に今までとは違ったサブカルチャーの聖地としての憧れがあるらしいです。そしてもしかしたら、そうやって日本にいいイメージを草の根から生やしていくことで、もっと次元の高い外交ができるように思います。経済アナリストの森永卓郎氏は冗談半分で「21世紀はオタク、アニメが日本を引っ張る」と言っていましたが、それも現実になるかもしれません。

それだけではなく、海外のアニメが単なる子供の娯楽用として作られているのに対して、日本のアニメはシナリオがしっかりと練られていて、一つの作品に入る情報量がとてつもなく多いと思います。それが大人も魅了する原因でしょうか。

それで話を「天元突破グレンラガン」に戻すと、前半は普通のアニメと似た様な感じでしたが、そこを裏切らないのがGAINAX、そして制作スタッフ。後半では前半では予想もできない展開に発展するのでした。宇宙規模で描かれるスケールは見るものを惹き付けます。ただ、どうしても「新世紀エヴァンゲリオン」と比較してしまうのが、自分のまだ浅はかなオタク度。主張は一貫していましたが、音楽等の細かな部分にもうちょっとオリジナルをつけても良かった気がします。でも、矛盾するかもしれませんが、挿入歌は最高です。また、エヴァではそこまで表面にでなかった恋愛に関して踏み込んだのは話の内容としてはよかったと思いました。


そこらへんのハリウッド映画を見ているよりも100倍はおもしろい。そう自信をもって言える作品です。是非見てみてください(東京では映画も公開され始めたようです。見たいなぁ‥)

さて、次はどの作品を見ようかなぁ。

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 (完全生産限定版)
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