三次創作小話「忘羨その後」(120-7)



(静室にて)
藍シンとルオシーが、二人の世話をするようになってから、四日が過ぎた。
ウェイインとランジャンの熱は下がり、
温ニンは岐山へ帰って行った。

ウェイインは酒を呑み、縁側でごろごろと過ごし、
ランジャンは座禅を組み、瞑想を続けている。


(道場にて)
毎早朝、藍シンは沢蕪君の隣に正座し、ルオシーの修練の様子を見ている。

ルオシーは、落とした木刀を拾って構えると、すぐまた打ち込む。
シアンの木刀に弾き飛ばされる。
もしくは、軽やかに躱(かわ)され、木刀を叩き落とされる。

藍シンは、ルオシーがやられる度に、痛そうな顔になる。

「藍おじさん、僕も修練したら、強くなれますか?」
「強くなりたいのですか?」

「はい、ルオシーが戦う時がきたら、力になりたいです。ルオシーを守れるようになれますか?」

「その気持ちがあれば、強くなれます。
修練は厳しいですが、頑張りましょう。
それでは、自主練の日課表を作っておきましょうか」

ルオシーの稽古が終わり、
沢蕪君は顧シアンに三番勝負を申し込んだ。

「これは、ウェイ師兄から預かっていました。元々あなたものだと聞いてます」
と言って、一本の剣を手渡した。

顧シアンはすっと引き抜くと、確かめるように刃を指でなぞり、華麗に振って見せる。

沢蕪君が見惚れていると、
「美しいです。強さを極めると美しくなるものですか?」ルオシーに問われ、

「そうかも知れません。(シアンは特別美しいのです)」沢蕪君は微笑んだ。

二人は剣を合わせると、すぐに離れ、間合いをとる。

わいわいがやがやと警備隊員たちが、ジンイーを中心に、近づいて来る。
はたと足が止まり、目の前の光景に目を疑い、顔を見交わしている。
つづく


※( )は心の声です。





 ※AM はアマチュア部門



ピットに戻って、ガッツポーズ!💪

手応えあり、ですね照れ



https://x.com/sususummer2007/status/2045765451150709163/video/1?s=46



「85-105」に「1823」

神がかってる おねがい