三次創作小話「忘羨その後」(120-9)


(静室にて)
藍シンが、いきなりウェイインの手から酒甕をひったくった。

「いい加減にしてくれ。放っといてほしいと言ってるんだ」
ウェイインは立ち上がり、出て行こうとする。

「どこへ行くんですか?」
藍シンはウェイインの手首をつかんだ。

「酒の呑める所だ」
藍シンを振り払おうとする。

藍シンは、振り払われた拍子に尻もちをついてしまった。
ルオシーが「きゃっ」と小さな悲鳴を上げた。

藍シンはウェイインの足にしがみついた。
二人は、「離せ」「いやだ」を繰り返している。

ウェイインも、さすがに力ずくで、藍シンをどかそうとまでは思っていない。

ルオシーは、いきなりランジャンの頬を平手でひっぱたいた。

思いがけず、現実に引き戻されたランジャンは、「何事だ?」
「藍シンを助けて」と指をさすルオシー。

ランジャンは立ち上がり、二人を引き離す。
ウェイインは、藍シンの涙を溜めた顔を一瞥(いちべつ)して、部屋に入り、また酒をあおり出した。

藍シンは、また酒甕を取り返そうとするが、
それをかわすことなど、ウェイインには造作もない。

ルオシーは、ランジャンに言う。
「あなたの道侶が酒浸りの毎日でいいのですか?」

藍シンは(さすが一国の王女だったことはある。あの含光君にひるまないなんて)腕を組んで、目を細めている。

「すまん。今の私には何もできない。
私の心情は、ウェイインと已己巳己*だ。
私も呑めれば、酒に溺れていたやもしれん。
彼を諌める(いさめる)ことはできない」
つづく


*已己巳己(いこみき)…とても似ているが、少しだけ違うという場合に使う。





誰でしょう?

って問題出したいくらい似てるびっくり


 https://x.com/haengbokhagehae/status/2046432416416563676/video/1?s=46





(作成者の言葉)

 肖战が、“Bottled Joy”のボトルを自慢してたけど、王一博がその代言人なるって公式発表される前だった

そしてもちろん、彼は一博がプレゼントしてくれたミニファンを使ってる 


 色は違うけど、、、



 大魔王が!