商品市場では、ニューヨーク原油が50ドル前後でもみ合いとなった。株高による需要増加期待が支援要因だが、在庫増加が上値を抑える要因である。一方、貴金属は金が株高に上値を抑えられたが、プラチナは需要増加期待などを受けて一段高となった。  今回報告で大口投機家の取組は、ニューヨーク原油が1万2493枚買い越し(前週6546枚買い越し)に拡大した。新規買い・買い戻しが目立った。ニューヨーク金は12万7812枚(同15万4859枚)に縮小し、ニューヨーク・プラチナは 7499枚買い越し(同7342枚買い越し)に拡大した。金は手じまい売り・新規売り、プラチナは新規買いが新規売りを上回った。