先日はお茶事にご招待いただきました。

先生のお宅にて10月に頂いた「お茶名」の授与式です。

(許状の写真と記事はこちら


心づくしのお茶席に、お会席。なんとお礼申し上げたらよいやら・・・

お客として招かれ、大変充実した一日を過ごさせて頂きました。


写真を撮る事が出来ませんでしたが、お床には利休様のお軸。一日私達を見守っていただきました。

お菓子は古式にのっとり7種頂きます。とても一度では頂くことが出来ないので一つだけ頂き後は持ち帰り。その昔は今のようにたくさん和菓子がなかったので、まさに「果子」、果物やゴボウなど野菜を煮た物がお菓子として出されました。

お会席は、それぞれ出されるお膳にきちんと意味や名前がついています。

どれも素晴らしかったのですがやはりメインは「しんじょ」。昨日はとても品がよいカニしんじょでした。

その時に床の間に飾ってあった白い椿にちょうどスポットライトのように陽が当たり、なんとも言えぬ景色にうっとり・・・


何日も前からお道具を出していただき、前日からお会席の仕込み、お庭のお手入れと準備がとても大変なのです。

お勉強のために前日、お手伝いに伺いました。お庭の掃き掃除、つくばいの掃除、道具の設え。

会席の準備はちょっとしたお料理教室のような感じで楽しかったです。カニしんじょや飛竜頭の作り方も教えて頂いたので今度お正月にでもトライしてみようかな・・・


日本文化の良さを改めて知る貴重な一日でした。

そして、ここまでお稽古させていただけた事に感謝いたします。

先生にはいつまでもお元気で頂きたいです。