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昨日の記事「なぜナンピン買いしてはいけないのか?」でチラッと出てきましたが、
株価の動きはトレンドを形成するのか、ランダムなのかは一種の哲学的問題だと書きました。
投資にはこういった哲学的問題がいくつもあります。
だからこそ「投資哲学」という言葉がよく使われるのです。
正解が存在しない、あるいは正解を辿り着く手段がない問題に直面したとき、私たちはどうしたらよいのでしょうか?
何かを信じるしかない。
というのが私の答えです。
私も最近知ったのですが、「儲かる」という字をよく見ると「信じる」「者」と書くのですね。
信じる者が儲かる。
何を信じるかなんてどうでもいいのだと思います。
それ以前に、何かを信じることができるのか?
誰かを信頼することができるのか?
信じると決めた自分を信じきることができるのか?
トレンドVSランダムウォークの例でいうと、
どちらを信じても構いませんが、トレンドを信じるならばトレンドを予測するために試行錯誤する。
ランダムだと信じるならば徹底的に統計・確率の論理を突き詰めていく。
どちらにしても、徹底的にやらないといけません。
私も決して偉そうなことを言える立場ではありませんが、徹底的にやった人にしか見えない景色があるのだと思います。
そう信じています。
私は「投資のまわり道」を突き進みます。
正解のないことだらけ、という点で投資は科学的なものというよりは「芸術」に近いと思うのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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