握力（あくりょく）とは、主に物を握るときの手の力のことである。
掴んだものを離さない力、解釈を広げると「執着心」とも言えるか。
しかし視点を変えて、「執着心」について独断で一言。
《対人》
恋愛関係が一般的で分かり易い。相手を独り占めしたいとの気持ちもわかるが、締め付け過ぎると悲鳴を上げる。緩すぎては逃げる。
又、あっちもこっちも捕まえようとすると、結局は"虻蜂取らず"かな？
《対物》
物への拘りが一般的だ。
洋服、グッズ、本、etc
3年も使わなければもう要らないことは多い。
全部を抱え込むとゴミ屋敷、適度な断捨離は必要だが、個人的な思いもあるし難しいところ。
自分が大事に使っているなら問題なし。
《地位》
これも容易に想像できる。
団体や会社のボス争い、、掴んだらその地位を離そうとしない。一国のトップですらそうだ。
不祥事を起こしても詭弁を弄して誤魔化そうとする議員も。
握力の強さが今の地位を築いたとも言えるが、
執着心が晩節を汚すこともあるので、引き際は難しい。
《お金》
お金は回ってこそ健全な経済という。
一方で老後の年金はささやか、いつまで生きるか分からないのでは不安で、貯金は必要。
執着とは違う防災的な面があるが、いずれは何処かへ流れる。
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