《通勤時間のロス》
都市部の通勤時間ざっくりだが平均50〜60分、120分も3%くらいあるようだ。
地方ではその半分程度と言われる。
各都市の特性もあるので単純には言えないが、郊外へのスプロール化を考えれば、通勤時間の増加も頷ける。
だが無駄な時間だ。
往復で2時間として半分にできれば生産性1割以上upは確実だ。
リモートワークや職住近接、都市のダウンサイジングなど方法はいろいろ考えられる。
《働き方のロス》
GDPで日本を抜いたドイツだが、人口は8,400万人程と日本の2/3程度。
平均年間労働時間は1,371時間で、これも日本の3分の2程度。
円の下落もあるだろうが、少ない人口と時間で日本を追い越したのは紛れもない事実。
ドイツでは1日の労働時間も、法律により原則として1日8時間を超えて働いてはならないと決められていても、年収は日本人の1.4倍。
労働時間の短さに加えて職業訓練が充実しており、労働者一人ひとりのスキルアップへの意識の高さなどが重なり合って高い労働生産性を実現しているという。
日本では50年後に8,700万人に減少すると言われるが、それでも今のドイツ程度。
やり方次第で生産性を維持することは可能だ。
現状を見ると何と無駄の多い日本か?
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