能登半島地震と航空機事故で明けた日本だが、寒波の後は高温と寒暖差が激しい。

ヨーロッパや北米の1月は長引く猛烈な寒波に見舞われたが、他の地域での災害の報は少ない。国際紛争の陰になったのでなければ良いのだが。





『ヨーロッパ』


 ★年末から新年にかけて欧州では異常気象が各地に。英国・フランス・ドイツでは数日間続いた豪雨のため水害が発生し、被害をもたらした。ドイツでは川の水位が上昇を続けて数日間、水没したままの地域も。

フランス北部は大規模な洪水が2カ月前にも起きたばかり。 

★1/2〜12、ノルウェー・スウェーデン・フィンランドなど北欧国家は−40度以下の寒波に繰り返し見舞われた。

 大西洋の気温が例年に比べて高い状態になっていて、嵐が多発する要因になっている。気象学者らは「こうした極端な気候現象は今年も地球各地に年中表れるだろう」と懸念を表した。

★ハンガリーではドナウ川の水位が過去10年で最高水位となる約7メートルまで上昇。嵐だけでなく気候変動により大量の雪解け水が流れ、春に起きる洪水が冬に起きている。



『北米』

★1月上旬、アメリカのほぼ全土を冬の嵐と寒波が襲い、被害が多発している。

寒波は下旬になっても続いている。

1/12アメリカ西海岸と東海岸へ高波が押し寄せている。一部の街へは防波堤を越えた波が浸入、 あっという間に浸水した。 さらに、大雨などで川の氾濫が続いた。 

★14日南部地域を除いた米国全域に体感温度が−17度以下で出される寒波警報と注意報がされた。北西部から中東部にかけてこうした酷寒が数日続いており、米国の人口の75%が今後1週間はマイナスの気温を経験することになる。 特に内陸部では体感温度が-56度まで下がると予想される。

★今回の寒波は北極の冷たい空気がカナダの平原を経て南側に急激に拡張したことによる。北極の寒波が先に訪れたカナダ北部では13日朝、一部の地域に時速64キロの強風が吹き、気温が−60度まで下がった。




『南米』

★12日コロンビア北西部のチョコ県で24時間も大雨が続いた後土砂災害が発生し、冠水した道路を走る車を直撃。少なくとも34人の死亡が確認された。 

★雨季に入ったブラジル南東部地域で集中豪雨による被害が続く。14日現在リオデジャネイロ北部で24時間の降雨量が259.2㍉となり、1997年に気象観測が始まって以降の最高となった。 南米の豪雨の原因にはエルニーニョ現象が挙げられる。



『アジア』

✦気候災害ではないが、22日寒波に見舞われている中国雲南省北東部で大きな崖崩れが発生

23日中国新疆ウイグル自治区の山岳地帯でM7.1の大きな地震






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