この辺は国の一級河川「多摩川」と県の一級河川「二ヶ領本川」とが1.2㌔くらい離れて流れていて、下流の方で合流しています。

多摩川

二ヶ領本川、前方の建物は「藤子F不二雄ュージアム」

この二つの川の流域一帯は「大昔の河原」であるからか多摩川堤防直近でも離れていても、対処方法に特段の差はありませんでした。

【距離による危機感の違いはほとんどありません】

昔からあったと思われる住宅の全体の半数弱は20〜50㌢くらいの敷地嵩上げを行っています。
むしろ「二ヶ領本川」に近いほうがより危機感を感じましたので、この小河川のほうが過去の氾濫の記憶を残しているのかも知れません。

近年は治水が整ってきたせいか(昔は知りませんが)危機感があまり感じられません。
対策したりしなかったり様々ですし、20㌢程度の敷地嵩上げが果たして浸水対策と言って良いかも疑問の残るところではあります。


【いろんな例】

突き当りは多摩川の堤防です。
↑この辺は3.0〜5.0㍍の浸水想定区域です。
こちらのお宅は50〜60㌢の敷地嵩上げを行って頑張っているほうです。
上屋は普通です。




こちらは前述のお家の、お向いのお宅です。
↑堤防至近ですが至って普通の作り。
多摩川が氾濫したら少々嵩上げしたところで同じこと。その時はその時ともう覚悟を決めているのでしょうか。
それとも公の治水対策を信じているのでしょうか。
「いずれも判断としては有り」だと思います。
一生のうちにそんなこと無いでしょう🙏
あって欲しく無い・・そう思いたい気持ちもわかります。






こちらのお宅は多摩川堤防から800m
↑車庫は道路から20㌢くらい下がっている。
前は水路の蓋なので車庫は浸水仕方無しの考えなのかも。



こんなお宅も有りました。
↑多摩川堤防から400㍍程の距離、道路から玄関が下がっています。
普通の豪雨でも心配です。



「二ヶ領本川」近くの80㌢程嵩上げした敷地
↑せいぜい50㌢くらい迄が多い中、かなり頑張ってます。低地なのかも知れません。



「二ヶ領本川」に面した最近の住宅・特に対策無し
↑最近の治水対策の進展により、安心しているのでしょうか。




【続く】




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簡単なホームページを作りましたので、そちらから概要をご覧ください。