僕がIT業界に来た、
「ソリューションって何だ?」って思いました。
平たく言うと、単なるSI(システムインテグレーション=システム開発)のことなんですが、ソフトウエア開発って言うよりソリューションって言った方がカッコいいでしょ?
でもね、
実際に顧客の問題解決をしている企業なんて、はっきり言って皆無だよ。
だって殆ど顧客の「言いなり」なんだからさ。
これがね、良さそうで全く良くないところだよね。
どうせやるなら、「コンサルティングサービス」とセットで提案の方がスマートだし、顧客も業者ではなく「先生」として話を聞いてくれるのにさ。
実際は、コンサル出来るITベンダーは殆どいないから、ソリューションという言葉に落ち着いたんだろう。
あと、導入事例については、
どうせやるなら「お客様の声」にすりゃいいんですよ。
でも、これも公表出来ない理由があります。
それは、多くの会社が下請けだから。
下請けなのに、元請けぶっとばして「お客様の声」は載せられないからね。
僕の持論を整理すると、
・ソリューションではなく、コンサルティング
・導入事例ではなく「お客様の声」
・それを載せるためにも、下請けなんてやめちまえ
ということです。
どうせ、そのうちIT部門と大手は「中抜き」になり、
優秀な技術者と技術力のあるベンダーだけが生き残る。
その日のためにも、同じ規模のユーザー企業へ直接訪問し、コンサルティングから手掛けていきましょうよ。下請け企業のみなさん。