【コラム】日本の過剰労働は、「お客様」の暴走が原因だ | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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電通の過労死問題から派生して、働き方の見直しのみならず、顧客に対する接し方にも議論が発展しているようです。





日本の過剰労働は、「お客様」の暴走が原因だ

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http://toyokeizai.net/articles/-/145385?display=b




(本文から抜粋)


本来、「おもてなし」は「互いが心地よくなるための心遣い」だったのだが…

電通過労自殺問題をきっかけに、「ブラック企業を許すな!」という声が、日本でますます大きくなっている。ブラック企業の話になると、「企業体質」の問題に焦点が当てられることが多い。長時間労働や、パワハラ上司の存在が当たり前になっているという話だ。しかし、ブラック企業の問題は、それだけではない。サービスを受ける「お客」側も、労働環境の悪化に一役買ってしまっているのが、現状だ。こうした指摘をする、ある会社員の次のようなツイートが、2万6000回以上リツイートされている。


ブラック企業をなくしたいなら、社員にまともな賃金を払っている、適切な労働時間を働かせていることによって生じる不便さに寛容でないと。「土日休みなんで納品までにもっと時間かかります」「定時過ぎたんで会社もう閉めました」と言われて文句言う人は、言ってみれば「ブラック市民」ですよ。


あなたも、理不尽な要求をする客にうんざりしたことはないだろうか? 私は以前、家具の販売員として働いていたが、過剰なサービスを要求する客は必ずいた。例を挙げると、次のようなものだ。

「雪が降っている影響で、家具の配送に時間がかかる」と言えば、「値引きしろ!」。「もう閉店時間だから」と言えば、「少しくらいかまわないだろう!」。

これはまさに、ブラック企業ならぬ、「ブラック客」だ。日本ではいつだって、カネをもらっている側の人間は、圧倒的に立場が弱い。なぜ、このような客の振る舞いが許されてしまうのだろうか。

日本のサービスは、「おもてなし」という言葉で表される。大辞泉によれば、「もて成す」とは、「心をこめて客の世話をする」ことを意味する。しかし、心を込めて客の世話をするという意味を、現在は一方的な奉仕をすると理解され、「お客様は神様」の状況になっている。客の立場が異常に高く、サービス提供者がへりくだるという、歪んだ関係だ。

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ブラック客。


ホントにその通りだと思いますよ。

今年は残り少ないですが、流行語大賞になってほしいですね。



「イヤな客は客ではない!」

と、もっと声高に言えば、もっとみんな幸せに働けるはずです。




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僕もこのテーマには敏感で、以下のような記事を書いてますので、併せてお読み頂けると嬉しいです。




【コラム】「お客様は神様」の誤解




【コラム】それは「奴隷の満足感」「奴隷の成功体験」です








ヘンな客に付き合ってたら、残業どころかヘタすりゃ倒産だよ。




僕は、部下がヘンな客に絡まれてたら、


「オマエは客ではない!」


とこちらから御断りする。




もっとみんなで声を上げましょう。


折角、考える機会を電通様から与えて頂いたのですから。







本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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