ウチの業界だけなのか、日本人全般がそうなのかわかりませんが、契約書の位置付けを理解してない人が多いと思います。
僕が考えるに、契約書の実践的な役割は以下の2つです。
1. 認識がズレた時に立ち返る場所
2. 最悪の最悪、争わなければならない時の基準
何となく、契約文化が日本人には馴染まないところがあるのかも知れないけど、上記の認識があれば
「信頼関係があるから契約は不要」
ではなく、
「信頼関係があっても契約は必要」
という結論になると思います。
実際の業務では、
「信頼関係をもとに、お互い協議の上で進めていく」という前提で、認識が合わない時は契約に照らし合わせて方針を決め、契約書に記述の無いものは、別途協議する、という順番。
訴訟なんてのは、ホント最悪の最悪のケース。
どうしても契約書や協議だけで収まりがつかない時に使うものです。
だから、うまく行ってる時は契約書は要らないと思いがちの人が多いんだよね。
逆に、「何で信頼関係でビジネスやるのに、堅苦しい契約書が必要なの?」って人、経営者でもいますからね。
いや、そうじゃないんだよ(ー ー;)
この辺は、単一民族で村八分文化だからなのなかぁ。
グローバルスタンダードに日本企業が馴染みにくい原因の一つが、こういった商習慣なのかな、と思ったりします。
でも、この感覚わからない人とは、僕は契約したくないなぁ…
本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!
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