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まずは、こちらの記事をご覧ください。
これから10年、課長は目指すべきポストか(PRESIDENT Online)
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この記事によると、課長の仕事はどんどんしんどくなっているとのこと。
わかります、僕も大手企業に常駐してるから。
恐らく、課長が一番儲からない仕事なのでは?とすら思います。
本来であれば、ライン長なのでマネジメントに専念すれば良いはずなのですが、中間管理職として上司から数字を追いまくられる一方、プレイングマネージャーとして手も動かさざるを得ない。
そんな課長たちの悲鳴が、聞こえて来そうです。
そして、それ以上にしんどいと思われるのは、その一つ下の課長補佐や係長レベル。
彼らは、まさに報われないポジションてす。
■ 課長より給料は当然安い
■ 課長より現場の仕事は当然多い
■ 課長より当然部下の尻拭いも多い
そんな報われない、課長にすらなれないポジションの人たちが、大企業には大勢います。
僕は、なぜ彼らが反乱を起こさないのか?と不思議でならないのですが、やはり大企業という安定したフィールドから抜け出るのが怖いのでしょうか。
それに加えて、業界に入って来る新人も同じような状況のようです。
[就職人気ランキング 2015]総論:NTTデータ6連覇、迫るグーグル
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NTTデータが首位なのは、安定志向の学生が増えているからだとか。(正確に言うと、学生も二極化してるとのこと)
大企業だからこそ、世の中を変えられるほどのインパクトのある仕事ができるのです。
スケールの大きい、やり甲斐のある仕事ができることが、大企業のメリットだと思うのですが。
だからこそ、僕自身も大企業には就職したくないけど、大企業の仕事の最前線に関わるのは面白い。
チャレンジしないと、もったいない。
でも、そこで働く社員たちは、僕も認識している通り、安定志向の人間が多く、なかなかチャレンジしない。
改善活動を提案しようものなら、奇異な目か冷ややかな目で見られる。
そして、その傾向は強くなっている。
しかし、メディアは声高に叫ぶことはない。
スポンサーだし。
そうやって、どんどん僕は、グローバルスタンダードと日本はズレていっているのを、肌で感じる。
先日、とあるグローバル企業から、ある提案を受けた時のこと。
彼らは、フォーチュン100に選ばれている企業を中心に、あるサービスの導入コンサルをしているのですが、彼らが見るグローバルビジネスのスケールに度肝を抜いた。
彼らは、「世界の中の日本」なんて発想はない。
どれだけ、グローバルでシェアを獲得するか。
これだけです。
その時に、僕の視点がクルっとひっくり返ったのがわかりました。
それまで、僕も「世界の中の日本」を意識して仕事してた。
でも、これからは世界の中で自分が何をしたいか、何をすべきか、という発想に変わりました。
だから、課長にもなれずにチャレンジもしない大企業の社員たちは、本当に世界から取り残されてますよ。
まずは、この本を読んで、現実に気づいた方が良いのではないか、と思いました。
少し前の本ですが、状況はより悪化していると思います。
【書評】7割は課長にさえなれません
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