【コラム】プロジェクトマネジメントは、WBSが命! | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

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プロジェクトは、WBS(Work Beakdown Structure)が全てと言っても過言ではありません。




【WBSを作成しなければならない理由】

1. タスクを分解しないと、役割分担が出来ない

2. タスクの工数と依存関係がわからない

3. タスクのヌケモレチェックと進捗管理が出来ない




WBSとは、文字通りタスクをブレイクダウンしたものです。


1人で仕事をするならいざ知らず、多くの人や他社メンバーとチームで仕事をする際には、これがないと以下の業務に支障が出ます。




*見積もり  
工数が明確にわからないので精度が下がる。ベンダーに見積もり依頼する際にも、会社によってムラが出る。



*要員計画  
工数と役割分担がわからないので、どんなスキルを保持する要員が何名必要かわからない。誰に負荷が集中しているか見える化出来ない。



*スコープ
「誰が」「何を」「いつまでに」が明確でないので、ヌケモレダブりが発生しやすい。責任分解点が明確でないので、結果が出ない時に責任逃れされる恐れがある。



*タスクの依存関係
「これが終わらないとこれに着手出来ない」というタスクの依存関係がわからないと、一つのタスク遅延で全体スケジュールに影響を与える恐れがある。



*リスク管理
クリティカルパスがわからないので、タスクの重要度と作業進捗もしくは品質への影響がわからない。




これを作成するには、ロジックツリーを作る能力が必要。


つまり、論理的に要素分解をして、MECE(ヌケモレなくダブりない)を抽出する。




それが、本当の目的です。
なぜならば、ヌケモレなくダブりなく要素分解できないと、タスクの洗い出しが不十分になります。



結果、予想以上に工数がかかったり、追加で見積もりが必要になったり、要員追加が必要になるのです。




単なる工程管理ツールではないのです。
プロジェクトマネジメントのフレームワークなのです。






だから、PMはロジカルシンキングが出来ないと、結果を出せません。




私のブログで論理思考を重視して書いているのは、そのためです。




極めて重要度の高いスキルであることがわかりますよね。





しかし、実際現場で仕事をするSEは、得意分野ならいざ知らず、基本的な論理思考が出来ているとは言い難い人が多い。



だから、技術力が高くても、プロジェクトマネジメント能力が高い人は限られる。



そして、このような人材が圧倒的に不足しているのが、業界全体の問題。



それを解決したいんです。




論理思考を身につける、という問題意識を持って頂けるSEやPMが増え、結果として業界全体の仕事の精度が上がるといいな。



それが、私のミッションです。




論理思考の基礎を理解したい方は、こちらがオススメです。


【書評】3分でわかる ロジカル・シンキングの基本
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*ワールドビジネスサテライトのことではないよww





本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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