【コラム】経営戦略 ブルーオーシャン戦略 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

本日は、ブルーオーシャン戦略について解説します。



{7C998D76-6F0A-4D20-97BB-85DE4CC64AA7:01}




他社との競争が激しいレッドオーシャンでは、
商品はコモディティー化し、価格競争に巻き込まれ、利益が圧縮されます。


そこから抜け出し、
新しい領域を開拓することで、競合が無い状態を作り出し、差別化を図る戦略です。



新しい領域を作るのは難しいと思われますが、
既存の領域を拡張することで実現出来ます。




【4つのアクション】

1. 取り除く
2. 減らす
3. 増やす
4. 付け加える


業界でメジャーなビジネスモデルに手を加えてみましょう。

何かを減らし、何かを増やせば新たな領域が見出せるかも知れません。






【事例】

{803F2110-EB40-4451-A488-D162BB3168F7:01}



QBハウスは、
従来の理髪店が行ってたシャンプーなどをやめて(取り除く)、
エアウォッシャーという髪を吸い取るシステムを開発する(付け加える)ことによって、価格を大幅に下げ大ヒットしました。





【6つのポイント】

1. 代替産業に学ぶ
同業他社だけでなく、同じ目的で違う切り口で提供している他業種に注目する。
ex.レストランと映画館 :娯楽の場所で飲食を提供


2. 他のセグメントから学ぶ
同業界の違うセグメントの企業に注目する。
ex.システム開発からシステムコンサルへ


3. 買い手に目を向ける
取引企業だけでなく、実際に使われているユーザーに注目する。
ex.シマノ :部品に注目


4. 補完サービスに着目する
製品を補完しているサービスに着目する。
ex.Microsoft :OSに注目、ディファクトスタンダードへ


5. 感性志向と機能志向を入れ替える
上記のQBハウスの例です。
感性を重視するものは機能重視へ、機能重視のものは感性重視へ。


6. 将来を見渡す
グローバル環境の変化から、トレンドに応じて先に手を打つ。
ex.英語対応





本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



読者登録してね


【弊社のHP】



【弊社のFacebookページ】 ICT Solution合同会社