個人用途だけでなく、スマートフォンの業務利用が本格化してきたようです。
メールやスケジュール機能を使うだけではなく、業務アプリケーションを動かし、システムの一部として使う。
磁気カードリーダーの装着や動画によるプレゼンなど、企業によって様々なアイデアが取り入れられて来ています。
今日は、社内外どこでも瞬時に情報システムにアクセスでき、アプリケーションや周辺機器次第でさまざまな機能を追加できる、スマートフォンならではの利点を生かした取り組みをご紹介します。
<事例:ユナイテッドアローズ>
顧客から商品の在庫を聞かれた店員は、iPhoneを取り出して、画面をタッチし、その商品のタグに記載されている商品コードを手早く入力する。
このシステムは、iPhone専用のアプリケーションを開発し、在庫管理システムに売り場のどこからでもアクセスできるようにしています。
売り場責任者を中心に、iPhone30台を配布し、瞬時に在庫管理システムから情報を引き出せるようになりました。
これまではPOSレジ端末やバックヤードのPCまで行って在庫数を検索していたため、顧客を数分待たせることは珍しくなかったのですが、導入後は、在庫数を確かめるのに30秒かからなくなったそうです。
顧客を待たせることはなくなり、接客に集中できるようになりました。
ユナイテッドアローズがiPhoneを評価しているのは、その携帯性の高さと操作が簡単なこと。
「iPhoneはデザインも良く携帯しやすい。店員に持たせても違和感がない」と、情報システム部長は話しています。
iPhoneの導入を決めてからアプリケーションを開発し、使い始めるまでは約3カ月。
機能追加が容易であることも、iPhoneの利点ですね。
このケースでは、既存の在庫管理システムには手を加える必要もありません。
このような実績を踏まえ、これまで以上に重要な役割を、スマートフォンに任せようとする動きも出てきています。
まさに、スマートフォンによって、業務効率化を実現している、好例ですね。
他の事例は、以下の記事をご参照下さい。
今後、企業でもスマートフォンがどんどん活躍する場面が増えていくのでしょう。
(参考)始まった業務アプリの開発
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