【書評】30代で差をつける「人生戦略」ノート | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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こんにちは、こんばんは、おはようございます!

さて、本日は30代で差をつけたいと思っている方へオススメの、頭と時間の使い方について教えてくださる、この一冊をご紹介致します。



著者の牛堂登紀雄さんは、米国公認会計士(CPA)の資格を持ち、コンビニ店長→戦略系コンサルファーム→不動産投資コンサルとして独立、といった変わった経歴をお持ちですが、コンサルファーム出身らしい、論理的思考と問題解決力のスペシャリストです。


単なるコンサルではなく、ご自分で不動産投資や経営にも携わっている、優秀な実務家でもあります。

そして、33歳にして資産3億円を築き上げた、「稼ぐ力」を身につけている方でもあります。

年齢的には、僕の4つ上ですね。



一言で言えば、
「30代で大きなリターンを得るための勉強法」
についての、解説本です。


フォーカスしているテーマは、「考える力」


勉強と言っても、机に座ってする勉強だけではないですよ。

「考える力」を養う勉強です。



これからは、頭を使って仕事を出来る人と、そうでない人の差は、どんどん広がって行くと、牛堂さんは仰っています。


僕も、そう思いますね。

知的財産=「考える力」を保有する人が、多くの財を手にする世の中は、もう既に訪れ始めています。

Googleとか、ザッポスといった、アメリカのベンチャー企業は、そのお手本ですよね。


では、「考える力」を身につけることが出来る、勉強法とは、一体どんなものなのでしょうか。





①構成要約

1. 稼ぐ人の「頭の使い方」をマスターする
「稼ぐ人」とは、「価値を作り出せる人」ということです。
では、どうやったら価値を作り出す人になれるのでしょう?
それは「こういう職業についているから」「この会社にいるから」ではなく、「これが出来るから」というスキルに他なりません。
得意分野の掛け合わせで、「オンリーワン」を目指しましょう。


2. アウトプット勉強法で差をつける
まずは、勉強しない人は人生で大損をしていると、著者は語っています。
例えば、「知っている」だけで、差がつくことも世の中には少なからずありますからね。
皆様は、国から様々な助成金を受けられる制度があることをご存知でしょうか?
つまり、そういうことです。世の中は、知らないと損をすることばかりなんです。
でも逆に、勉強することで、かえってバカになる人がいるんですって。
それは、僕のブログでも時々口にする、「◯◯停止人間」です。


3. 自分のマシン性能を徹底的に鍛える
一流と三流を分けているのは、「努力し続ける力」だそうです。
しつこく深く考え抜く力。
これこそが、一流の人間の持つ資質なのですね。
そのためにも、未来の自分を作る「先行投資」を忘れずに。


4. 「問題解決力」を劇的に高める
最近のビジネスパーソンの間では、「問題解決力」が求められるようになりました。
それは、自分で問題解決が出来ないと、「付加価値」の低い人材とみなされ、社内や社外から一定以上の評価を得る事が困難であるから。
「問題解決力」=「仮説立案力」+「共感力」
では、それを高めるためには、「想像力」を鍛えなければなりません。


5. どこでも通用する「自分ブランド」を確立する
どこへ行ってもひっぱりだこな人材になるためには、どうしたら良いのでしょうか。
「自分ブランド」を確立することは、起業家だけでなく、サラリーマンにとっても大切なことですよね。
「自分ブランド」=「他者からの評価」です。
さて、あなたはどのように人から評価されたいですか?
そして、そのためには、何をするべきだと思いますか?


6. リターンを意識して時間を使う
「投資」は、回収しないと意味がありません。
でも、回収するためには、どのようなリターンを期待するかによって、資源の使い方が変わりますよね。
ここでは、タイムマネジメントを「時間の投資」と位置づけ、効果的な回収方法を考えます。


7. 人を動かすコミュニケーションスキルを磨く
皆様の周りにも、やたらと顔の広い人が、一人くらいいるでしょう。
それを本書では、「人的ネットワークのハブ」と呼んでいます。
このような人は、仕事で困ることはありません。
重要な仕事ほど、「人」で選ぶからです。
そして、人脈を築く上で重要なのは、「信頼」です。
では、どうすれば信頼を勝ち得ることが出来るのでしょうか。
 



②所感

まず、この本の優れたところを一つ挙げるとすると、
章の終わりに「振り返りシート」が付いていることです。

学んだことを身につけるためには、すぐに復習したり実践するのが一番ですよね。

それが出来るスペースを提供しているのが、「さすが」と思いました。

僕も、いくつか気に入った項目を、早速手帳に写しました。

やはり、腹に落ちるためには、毎日身に付くまで眺めたり、試してみることの重要性に、僕も気づき始めています。

内容的なところでは、コンサルらしい「深く考える」ことを重点に置いていることが、特徴です。

「何故」とか、「可能な限りの選択肢」とか、物事をとことん突き詰めて、深く考え抜くのが、コンサルの仕事です。

その習慣を得ることで、「0から1をつくる仕事」が出来るようになるのだと思います。

深く考えることって、やっているようで出来ていないんですよ。

殆どの人は、「漫然」と生きているに過ぎません。
それでは、他の人と圧倒的な差をつけることは出来ませんよね。

自分が毎日行っている一つ一つの習慣や行動について、「何故それをする必要があるのか」「もっと効率良いやり方は無いのか」といったことを考えるだけで、考える力は飛躍的に伸びて行くと思います。

考えることを、習慣化するのですね。

やはり、現状に満足せず、絶えず疑問や好奇心を持ち、自分を向上させるために何をしたらよいのかを考えること。

これを「続けられる」人だけが、一流になれるのではないか、という結論に達しました。

やはり、「継続は力なり」ですよ。
今年は、たくさん使ってるなあ、この言葉(^_^)




③こんな方へオススメ

1. 年収アップする方法が知りたい方
2. 考えるのが、どうも苦手だという方
3. 論理的思考、問題解決力を磨きたい方








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本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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