【書評】35歳までに自分を変えたい人の勉強法 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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35歳までに自分を変えたい人の勉強法―昨日までとは違う明日からの自分 (アスカビジネス) (アスカビジネス)


皆様こんばんは!


さて、本日はスキルアップを目指す社会人のための勉強法について解説した、この一冊をご紹介致します。

1999年出版の本ですが、
多少手法は変わっても勉強のコツというものはあまり変わらないものですので、お役に立つ考え方はたくさんあると思います。


今回の書評の構成としては、社会人になっても勉強するメリットや具体的な方法について分析してみたいと思います。



◎30代は勉強のゴールデンエイジ

著者によると、
「本気で勉強するヤマは人生で3回ある」
と言います。

第一期は学生時代、第三期は老後、そして今回スポットを当てているのは、第二期の30代ということです。

第一期、第三期との決定的な違いとしては
時間が無いというハードル
です。

つまり、この本のポイントは、如何に仕事をしながら勉強をするか、という部分です。


◎35歳で飛躍するための準備

人脈を作る
活字を読むクセをつける
pcを使いこなす
書くことに慣れる
独立を視野に入れる


勉強するための目標としては、以上のような部分がポイントです。

習得基準としては、
35歳までに世間で通用するように
というレベルになります。

著者は「世間」と言ってますが、私の中での理解は、「社外」ですね。

つまり、「肩書き」「会社の看板」に頼らずとも仕事が出来るということです。


◎勉強にはどんな道があるか

社会人の強み=豊富な実務経験を活かす

一つ大切な視点としては、
実務経験に更に磨きをかけるために勉強をするという視点でしょう。

学生の勉強と決定的に違う部分であり、学生には無いメリットを活かした勉強です。

その選択肢として、以下のようなものを挙げています。

ビジネススクール
土日コースの大学院、通信講座
ネット講座、セミナー
放送大学



基本的に、仕事をしながらでも出来るものばかりです。

上記のリストの方法のメリットは、
「決まった時間に勉強を予約する」
ということですね。

中々自分で勉強の時間を捻出出来ない方は、このような方法がオススメでしょう。

逆に、最大のデメリットは、
「時間を拘束されること」
ですよね。

そういう方は、「独習」が向いています。

私も、どちらかと言うと独習の方が自分のペースで出来るので好きです。

ただ、「自分で」時間を捻出する力が無い方にはオススメ出来ません。

勿論、組み合わせるのはより効果的ですね。

自分に合ったやり方を検討してみると良いでしょう。


◎30代社会人の勉強の仕方

勉強のリズムをつける、毎日やる
スキマ時間の活用
出張、通勤
仕事こそ、最大の勉強の場


時間の使い方は勿論大切なことですが、
「毎日続ける」
これが一番難しいかも知れませんね。

因みに、スキマ時間の使い方については、コラムでもご紹介していますので、良かったら読んでみてくださいね^^



他にも、以下のような項目が紹介されています。

◎勉強を支援する制度を活用しよう
教育訓練給付制度を利用
雇用保険の活用
訓練延長給付制度

◎資格取得を目指すには
まずは手に届く資格から
実務経験を活かせる資格を取ろう
ダブル資格で相乗効果



特に、給付金などは便利な制度ですので、利用しない手は無いですよね。

詳しくは本書をご参照下さい。


35歳までに自分を変えたい人の勉強法―昨日までとは違う明日からの自分 (アスカビジネス) (アスカビジネス)



本日も最後までお読み頂き、
誠に有り難うございました!



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