【書評】iPhoneとツイッターで会社は儲かる | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)



皆様こんばんは!


今日は、話題のiPhone-twitter本の中からこれを選んでみました。

数あるtwitter本の中で私がこれを手に取った理由は、社内にiPhoneを導入し、実際に業務に生かしているという点がとても興味を惹いたからです。


twitterとiPhoneの使い方が両方イメージ出来る、まさに一石二鳥の本だったのです。



余談ですが、ここから少し私のiPhone購入談話を。


これを手にした時、私はちょうどiPhoneを買ったばかりで、

「iPhone買ったらtwitterやらないとね!」
と思っていたところでした。


実際、docomoの携帯ではあまりtwitterの良さが分からず、アカウントを取ったものの放置という状態が何ヶ月か続きました。


年が明けてから、スマートフォンを導入しようと考えた時、当時はdocomoユーザーであるためXperiaiPhoneを比較検討することになりました。


私の本分はネットワーク分野なので、まずは通信のスペック比較でやはりエリアの広さからdocomoに軍配を上げていました。

でも、wifiという選択肢によって、ここは振り出しに戻ります。(実際、3Gを利用したのは最初の方だけでした)


そうなると、端末の機能アプリユーザビリティは明らかにiPhoneの方が上と判断。


そこで、実際に量販店でモックを触りながら、販売員の説明を聞くことにしたのです。


色々と迷ったのですが、決め手になったのは「ワクワク感」でした。

両方の端末を手に持って比較した時、明らかにiPhoneの方がワクワクしたのです。


私は、検討するときは極めて論理的に考えますが、決断は感覚で行う傾向がありますので。。



ともあれ、こうしてiPhoneを手に入れた私が最初にしなくてはならないことは、「使い方」を覚えることでした。


ITスキルはそれなりにあるので、触っているうちにすぐ「操作方法」は覚えてしまいましたが、問題はこのiPhoneという端末のキャパシティをどれだけ引き出し、自らの仕事に活かすか。

これが最重要課題でした。


その時、本屋でこの本が目に留まったのです。



さて、さんざん前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題に入ろうと思います。


著者は、ITベンチャーの山本敏行社長です。



私も同業界でこういった元気の良いベンチャー企業が大好きなので、それも読みたい動機をくすぐりました。

社員はたくさんいなくても、こういった面白い取り組みが出来る会社っていいですよね。

やはり、先端技術のITに携わる以上、社風も斬新でないと。

そして、シリコンバレーのように、自由闊達な土壌がもっと日本に育って欲しい。


しかしながら、他業界にはあまり知られてないかも知れませんが、結構「組織」に関しては旧態依然とした体質が残っているのがこの業界の特徴でもあります。


この前雇用問題について取り上げましたが、まさにIT業界こそ「弱いものいじめ」のメッカだと私は思っています。



最近は改善されつつありますが、SEの稼働過多下請け問題など、非常に労働集約体質が強いのが今までのIT業界の現状です。


だからこそ、こういう楽しく働き成果を上げるベンチャー企業が増えて欲しい。


さて、それでは山本社長の会社はiPhoneとtwitterを使って、どのように業務効率化を図っているのでしょうか?


いくつか例を挙げてみます。



①コミュニケーションの活性化

やはりソーシャルメディアですから、コミュニケーションに役立てるのが一番分かりやすいでしょうね。

導入効果としては、今まで「おとなしい」という印象だった社員が意外なアイディアを出してきたり、情報共有がしやすくなったということです。

今までなかなか意見交換が出来なかった社員同士がコミュニケーションを取れるようになり、仕事上でもうまく連携出来るようになったとか。

ポイントとしては、リアルタイムにコミュニケーションを取れることと、気軽につぶやけること。

つまり、風通しの良い組織作りに一役かってくれたというのです。

なかなか落とし込みづらいことも、twitterで繰り返し配信することで「腹に落ちる」ようです。


②情報感度が上がる

情報収集能力や意識は、なかなか社内でレベルの統一底上げが難しいですよね。

しかし、情報感度が高く常に有用な情報を発信する社員をフォローすることにより、意識が向上したということです。

たしかに、これは他のメディアではなかなか実現出来ないでしょうね。

この「手軽さ」が、twitter最大のメリットでしょう。

ちなみに、こういうフォロー機能をグループウェアに搭載したサービスも登場し始めています。



③要約能力が身に付く

ご存知のとおり、twitterは140文字しか使えません。

これは、言いたいを端的にまとめる必要があることをします。

私も体感していることですが、twitterを使うようになってから、今までより要約力がついたような感じがします。

あとは、端的に表現出来ないものはつぶやかないので、考え方がシンプルになるのではないかとも思います。





twitterはiPhoneととても相性の良いサービスです。

iPhoneをお持ちでtwitterを始めていない方は、是非とも試しに始めてみては如何でしょうか。


また、企業としても様々なサービスに使用していますが、あまり儲けるために使用するのは効果が無いと思っています。

あくまで、顧客フォローに使うのが良いのではないでしょうか。



私もやってますので、宜しければフォローお願い致します!



iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)




本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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