本日も相場復習をしていきます。
今回の相場はEUR/USDです。
いつもUSD/JPYなんですけど、
基準にする考え方が1つ決まっていれば、
異なる通貨ペアでも有効なんじゃないか、と。
それに、USD/JPYだけだとなかなかエントリーポイントが
見つからないとしても、もう1つ2つくらい別の通貨ペアを
見れればチャンスが増えるんじゃないかな~なんていう、
これは完全に欲ですね。
そんなことはさておき、今回の相場です。
EUR/USDの5分足チャートで、
今日相場を見始めたのは10時から、
黄色の矢印がエントリーした時間帯です。
パッと見ると、これといって大きな動きはない、
横ばいなレンジ相場に見えます。
(という感じに見えていました)
9時台前半に30分くらいの上昇トレンドがあった後、
私が相場を見始めた10時までレンジ相場ですね。
レジスタンスとサポートのラインを探してみると…
本日7:00-7:04にできた高値をレジスタンスライン(R1)、
本日9:40-9:44の安値と9:55-9:59の安値でゾーン(Z1)を
定めました。
Z1について、10時の時点だとサポートゾーンとして
見ることができますが、やがて下に抜かれると
レジスタンスとして機能しているのが
分かるかと思います。
Z1についてさらに、上の画像内のP1が指している
ローソク足(陽線)を見ると、下ヒゲがZ1を下抜いて
いることから、Z1で強力な反発を受けたと
考えることができると思います。
しかしP2が指すローソク足(陰線)を見ると、
R1に上ヒゲをつけて、なおかつ実体がZ1を
下抜いています。
このことからZ1よりもR1のほうが強力なラインだったと
考えることができますね。
よって目線は下向き、R1によってZ1を抜いていったので
Z1での反発確認後の戻り売りということでプットエントリーです。
しかし、Z1を下抜いたのを確認して、
戻り売りを狙うのであれば、P2の後の
実体の小さい陰線と下ヒゲの長い十字線の
時間帯にプットエントリーをしてもいいと思います。
しかし私は今回黄色の矢印の指す陰線の
時間帯でエントリーをしました。
理由としては、時間的な考え方です。
Z1を下抜いた陰線は10:30-10:34、
その次の実体の小さい陰線は10:35-10:39、
さらにその次の十字線は10:40-10:44に
できています。
そして私が今回エントリーした陰線は10:45-10:49に
できています。
つまり、基準として見ているのは5分足ですが、
Z1を下抜いたという根拠を深めるために、
15分足でZ1をローソク足が下抜くのを確認してから
エントリーした、ということです。
相場を見る際、縦軸(価格)と横軸(時間)の
2次元で見るのではなく、奥行(時間軸)を加えた
3次元で見ることが大切だと言われていますが、
その意味がなんとなく理解できました。
今回、15分足を見てローソク足がZ1を
下抜いたのを確認したかについて
シンプルにまとめると、
Z1を下抜いた動きがダマシではないことの確認
をするためだった、ということです。
よってその後の動きを見ても、
いったんZ1を上抜いたように見えますが、
直後に再び戻されています。
これはZ1がサポートゾーンへと変わっている
という根拠になりますね。
さて、今回のまとめとしては、
相場は縦軸・横軸・奥行の3次元で見て読み解く
ラインやゾーンを抜いた後、上位時間足で確認をすることで
ダマシに遭う危険性を減らすことができる
と、こんな感じでしょうか。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。