「PちゃんPちゃん」
「なに」
「ええこと思いついてん!」
「やめてくれ。お前の思い付きにはロクなものが無いんだ」
「うーんと、思いついたというか、偶然そうなったんやけど」
「なんなんだよ」
「熱中症の予防になるやつ」
「ふうん。お前にしてはまともな思い付きだなぁ」
「せやで?私だって年中変なことばっかり考えてるわけちゃうねんで」
「それは悪かった。熱中症予防法?聞かせてくれ」
「Pちゃんは今、わりと涼しいところにいてるんやろ?」
「まあ、山の上はね、涼しいっていうか、寒いよ」
「日記によると、夜の撮影は終わったんかな?」
「ああ、そうかもしれないね」
「写真見てても、大自然っぽいな。文明からは離れてる感じ?」
「ジョージア馬鹿にするなよ?まあ、エアコンは無いけど(汗)」
「せやんなあ。ほな、さっきの思い付きは忘れて」
「え、気になるじゃん。教えてよ。ほら、読者の皆さんは日本にいるんだし」
「ほな言うけど。Pちゃんも日本に帰って来たらやってな?」
「うん」
「......あんた日本に帰って来たらもう冬やん!(泣)」
「いいから言えよめんどくせえなあ」
「ひどいわぁ。本物のPちゃんは絶対そんな言い方せえへんやろに」
「分かった分かった、本物のとか言わないで(汗)」
「こないだ、ウォシュレット掃除してん」
「ふむ」
「掃除し終わって、まあまあの汗だくで」
「お前んちのトイレは南向きで灼熱地獄だからな」
「でも冬はあったかいで?それに、昼間は電気要らんし。電球一生取り換えんでもええし」
「分かったから話を進めて」
「掃除終わって、また電源入れてな、早速使ってみたんやけど」
「ふむ」
「温水の設定をしてなかってんやんか。冷たい水が『具』に当たって、ひゃあって」
「具とか言うな(汗)」
「冷たい水が大陰唇に」
「具でいい!」
「ぬるめの温水に慣れた具がな、びっくりしながら喜んでるのよ」
「具を擬人化するな」
「イヤでもこれが、めっちゃ一気に身体を冷やしてくれるのよ!」
「この時期にトイレとか玄関とか、エアコン無いところの掃除するのは命がけやねん。主婦の皆さん、掃除の後にはウォシュレットで具を冷やしましょう!」
「長いこと聞かされて結局下ネタじゃねえか!」
「なあなあ、Pちゃん、ウォシュレットで「ビデ」使ったことある?」
「あれは女性用だろ?」
「間違って押したことも人生で何回かあるやろ?」
「知らねえよ!」
「男の人が「ビデ」押したら、どこに当たるん?考えたら夜も寝られへん」
「バカは一生起きてなさい!」
いや、寝るけど笑笑