野球が休みの日はオリンピック見てます!
今日は卓球の応援してますー。
というわけで、東京オリンピックのときに書いた記事をどうぞ。
以下、再掲です。
「PちゃんPちゃん」
「なんだ」
「オリンピック見てる?」
「まあ、時々」
「アタシずっと見ててさあ。出たくなったんやんか。一緒に出えへん?」
「...ちょっと何言ってるか分かんない」
ここは私が妄想上のPちゃんと遊ぶための場所です。
大人向けの内容になっておりますので、18歳未満の方は退出してください。
「46歳のスケボーの選手出ててん!」
「ふうん。すごいなあ」
「女子の馬術選手で、66歳が最高齢やって」
「ま、マジで?すっげぇ!」
「卓球には58歳の選手もいてたよ。アタシより5歳も上!」
「お前まさか、選手で出たいとか思ってる?」
「5年、死ぬ気で練習したら何とかなるんちゃうかと思って」
「なるわけないだろ!オリンピック選手なめんなよ」
馬はねー。引退した競走馬に一回乗せてもらったことはあるのよ。でもちょっと怖いし。
スケボーなんてやったことないし。
でも卓球なら、体育の時間とか、温泉とかで何回もやったことあるし!
「え、マジでやんの?」
「一緒に混合ダブルスに出ようよ、Pちゃん!」
「この暑いのに...」
「ホントの私は脳の血管のせいで運動なんかでけへんけどさ、せめて妄想の中だけでもアスリートの気分を味わってみたいんやんか。そんなオババの願いを叶えてくれへんって言うん?」
「わかった、わかったよ、卓球やるんだな?よしやるぞ卓球!(やけくそ)」
「Pちゃん、卓球の経験は?」
「体育とか、温泉とか」
「私と一緒くらいやん、私はな、ちょっと勉強しました!」
「え、もうどっかで練習してんの?」
「いや、ネットで『卓球上達法』検索しただけ」
「.....。」
「ダブルスは、パートナーのことを一番に考えること、お互いを知り尽くしていることが大事、らしいで!」
「そりゃそうだろうな」
「Pちゃんのことを知り尽くさなければ!好きなエロ動画のジャンルは?」
「.....。」
「私は『そんなつもりじゃなかったのに』という分野が好きで」
「さ、練習練習。軽く打ち合うか」
「お、おう」
ピンポンピンポンピンポンピンポン
Pちゃんとダブルス組んで、試合したいなあ。
勝利した暁には。
「チョレイ!」
「え、どうしたの。球そらしてるよ」
「ちょっと興奮して。Pちゃんこそ興奮してる?タマとか」
「勝手にカタカナにするな!」
ピンポンピンポンピンポンピンポン
「あのー、タマにさあ」
「球に」
「球に回転かけるやつ、あるやん」
「チキータっていうやつ?」
「そうそう。なんでチキータって言うか知ってる?」
「チキータ、って。女の子のことだろ?」
「そうやん!さすがにスペイン語はよく知ってるやん。でもな、ホンマはバナナのことらしいねん」
「そうなの?」
「チキータていう種類のバナナ。曲がるからやって。サッカーでもバナナシュートとか言うやん」
「ああ、なるほど」
「タマにカーブかけてポイント取ったらさ、『バナ~ナ!』って叫ぼう。流行るで」
「絶対やだ」
ピンポンピンポンピンポンピンポン
「Pちゃん。卓球にはもっとびっくりな技のネーミングもあるねんで」
「へえ、どんな」
「その名も『突っつき』!」
「待った!ストップ!」
「そんな技があるわけないだろう?」
「検索したら出てきたもん」
「調べてみる。えーと、卓球、技、.........あ。あった。ツッツキあったよ!」
「ほらあ」
「...何を突っつくんだろう?」
「下の方のホールを欲望に逆らわずに突っつくとか書いてあったで」
「なんだとぉ⁉」
「マジでマジで。ちょっとやってみる?あれ?Pちゃん?」
むーん。消えたか。