久しぶりにお送りします、「のりこのPタイム」。

今日は、満を持してのこの曲です。「Paraiso」。

(iをちゃんと表記できなくてごめんなたい!)

 

Pちゃんが事務所を辞めて、改めてこの曲を聴かれた方も多かったんじゃないでしょうか。

2018年のツアー中に発表されたアルバム「UNLEASHED」収録、作詞作曲は山下智久、WAKEさんと共作ですね。

 

スペイン語で「パラダイス」、楽園。

誰も見た事ない楽園へGO!と歌ってますが、楽園へ向かうというのになんだか悲壮な覚悟が感じられるメロディーです。

「挑戦的な曲」だと山Pは言ってます。

サビがない!定型にとらわれないで作りたかったと。

そしてこの曲、先に英語で歌詞を考えて、あとから日本語を嵌めていったんですって!

ほぼほぼ日本語の曲なのに、なんでそんな面倒なことを。

山P、日本語の歌はリズムが取りにくいんですって。

最後の But I never lose never lose だけは、音的に英語のままが気持ちよかったので残したと。

 

そう、すごく気持ちいいの、この曲。

音の波に揺られている感じ。一緒に船に乗ってる気がする。

 

 

旅立ちさ

舵を切る 明日へ

今まで手に入れたもの

手離す覚悟はあるか

 

これ最初に聴いたとき、ドキッとしたね。

コンサート会場で聴いたんだよね。

 

両手いっぱいに抱えて

それでもまだ欲しがっている

 

のところもそう、私ちょっと赤面したわ。

私たちは手に入れたものはなるべく手離したくない。

もっと、もっと欲しい。

「その手で何を守れる?」

自分にとって大切なものは何か、山Pには明確に見えているのでしょう。

だから、すべて手離すことができる。

 

ジャニーズのトップアイドルであることの既得権益って結構すごいと思うんですよ。

連ドラの主演とか、有名企業のCMとか、CD出したら即Mステとか。

あの事務所を辞めるって。

もう地上波のテレビ出られなくなるかもしれないよ?

実際、某先輩の番組で過去の名場面から山Pの姿が不自然にカットされてたみたいだし。

 

 

もう2年も前に、この曲を作った時、山Pの中では事務所を離れて世界へ踏み出してゆく自分の姿が明確に見えていたのだろうということは容易に想像できます。

事務所を離れずに、世界での経験を後輩に引き継いでいく。世界で得たものを事務所に返していく。

そういう未来も、きっと何年も模索していたんだろうけど。

(全部、私が勝手に思ってることですからね?)

なんていうか、「いつかはそうなるのかもしれない」と思っていたことでも、「もうそうなってました」って言われるとやっぱりショックでしたもん。

もう地上波無い。連ドラ無い。Mステ無い。番宣無い。雑誌の表紙無い。

コード・ブルー、藍沢耕作、もう無い。

(だからその時私が思った事ですからね)

 

image

 

山Pの歌、歌詞のひとこと目は弱いことが多いと思うんだけど、この曲は出だしの「みっずぅみのよにぃ」(て聞こえる)から強めです。

リズムを重視した分、日本語のアクセントとは異なる発音になってるとこが多い。

その分、丁寧に発声してるのかな。

だって、あまりにもメッセージ性の強い曲だもの。

 

 

アルバム発表時の雑誌で、山Pはこの曲について、こう言っています。

 

 

 

 

 

見たことない景色を見たいよねっていう気持ちから作った曲です。新しい大陸を求めてどこかの海から出航するんだけど、世界にはいろんな人がいて...その中で一番大事なのは何だろう?先を目指して旅をしたいという想いと、大切な人達を思う気持ちの2つを書いてみました。

 

 

2つの気持ち。

その中で葛藤しなかったはずがない。

 

大切な人達、お世話になった関係者の方や、慕ってくれる後輩たち、すべてを置き去りにしていくこと。

もちろん発売されないままのアルバムのことも。

ジャニーズであることを望んでいるSWEETIESのことも。

 

どれほど胸を痛めていただろう。

貴方は、自分より人の気持ちを先に考える人だから。

 

それでも。

 

今日が最後の日になったら

君は後悔しないかな

 

人生は一度しかないからね。

やりたいことやってよ山P。

頑張って付いていくよ私。

 

コンサートができるように、たくさんの準備をしていると。

本人の口から聞けて、私は今日とってもHAPPYです!

 

 

 

はい、お時間です。

お別れの曲はもちろん、山下智久で「Paraiso」。

 

 

https://www.bilibili.com/video/BV1g4411S7jT