自分から半身麻痺なんだよねと言って色々出来ないことを告白してしまえばいいと考えた事は何度もあった。

でも自分から話したくも、思い出したくも無い病気を、1から理解してくれるか分からない人に毎回説明するのか、それはなった人にしか分からないかもしれないが、とんでもなく精神的にきついものである。

周りの目も怖いし言い出せる訳がなかった。

行ったところで周りの見る目が可哀想という目で見てくる。それも苦痛だ。

そんなこんなで中学校生活は、毎日が気を張り詰めていた。

家庭科の授業、体育、給食の配膳、ご飯の食べ方、友達との遊び(腕相撲や手押し相撲、トランプなど様々)

何から何まで日常生活というのは本当に健康体じゃないと難しいものばかりである。

慣れても慣れてもほかとの競争心が中学生の時は悔しさという感情でいっぱいだった。

今後も一生この悔しさと共に生きてかないと、とは思っても一生という重さは考えれば考える程嫌になる時がある。

もっとリハビリすれば治るんじゃないかと思ってる方も多くいると思う。僕もこんなに一生半身麻痺だと思って全てを諦めてい訳では無い。

中学校生活の部活ではこの身体でもそこそこすごい成績を残している。


続く


でかいぬいぐるみ沢山持ってます。笑