なんと、ブログ複数持てるのですね。
というわけで、抜粋編ということで。
「本当の思い出」より
移り行く季節に、過ぎし時間が色褪せる。
そして、
曖昧模糊な記憶が、渾然一体となって蘇るが、
数多の情景を作り物で補っても、彩りはモノトーン。
其処此処に漂う塵埃に纏わり付き、やがて綺麗な雪になる様に、
過去の記憶も改竄し、美化されて、最期は溶けて無くなる。
「誕生」より
朝靄が、劇的だ。
喧騒は埋没し、淫らで惨めな斯界を、
静謐に演出する神々しい光こそが、闇。
狂おしい程奔走し太陰を求めても、
決められた約束事のように、顔を出すルシファー。
相補的な本質は、恐らく全てに内包され、
そして、同時に現れる事がないかのようだ。
