ADHD主婦の「のり」です音譜
同じくADHDで支援級の息子(中1)と高2、年長の子ども3人を育てています爆笑

幼稚園の年長さんのとき

病院へ行きました。

 

すでに幼稚園や自治体の就学相談窓口の人からは

支援級をすすめられていましたが

 

「絶対行かせたくない」

 

心の奥底で、そう思っている私がいました。

 

 

ふつうの進路を歩めなくなるんじゃ……

友だちができなくなるんじゃ……

 

 

そう思ってしまっていて……

 

病院で

「普通の子ですよ」

って言ってもらったら

きっと大丈夫。

 

そう思って

子どもの心療内科に行きました。

 

ところが

医師からは

 

「ASD(現在は診断は外れています)とADHDですね」

 

の診断。

 

やっぱりそうか、という気持ちと

なんでうちの子が、という気持ち。

 

何とも言えない

ただ暗い気持ちになったのを覚えています。

 

症状の説明を受けてから、支援級について相談しました。

そうしたら、先生はおだやかな笑顔で

 

「無理に普通級に行って

不登校になったら

そっちの方が

心に深い傷ができるんじゃない?」

 

え?

どういうこと?

 

先生は続けます。

 

「この病院には不登校の子もたくさん来ます。

 

みんなね、不登校になるまで

たくさん傷ついて

たくさん悩んで

それでも動けないから

仕方なく不登校という状態になっているんです。

 

お子さんに

そんな状態になるまで

悩んでほしいですか?」

 

発達障害なのに普通級に行く=不登校

という公式が成り立つわけではありませんが

 

当時の私は

息子の将来のことばかり考えて

 

小学校時代を幸せに過ごさせてあげられるか

の視点が抜けていました。

 

気づかせてくれた

当時の医師には

感謝しています。

 

 

 

 

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