塩田千春/他者である私 | 杖立温泉「旅館 いとう」のブログ

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杖立温泉に佇む、小さな旅館。
ここで生まれ育ち、6年間若女将をしていました。
現在は結婚を機に、時々杖立生活☆
女将の母と2人で、日々の出来事や、旅館の事、地元の情報など更新しています(^^)

一昨日は、お休みをもらって福岡へ行ってきましたキラキラ

途中までは車で、
それから西鉄電車に乗り換えて。

数年ぶりに乗る西鉄電車は、なんだか懐かしかったですキラキラ

福岡に着いて、まず向かったのは、
三菱アルティアム〖イムズ8階〗で開催中の塩田千春さんの個展。
『他者である私』 

2年前に一人旅で訪れた瀬戸内国際芸術祭キラキラ
その参加作品の中に、塩田千春さんの『遠い記憶』という作品もあったんですけど、
限りある時間の中で、
結局見ることができず、後悔していました。
今回、九州初個展ということで、
念願の塩田さんの作品を見てきました。





他者である私。

異国に住んでると、
私であるのに私でないような感覚にとらわれる時がある。

私は確かに存在するのに、
実際に私であるのかつかめず、
いつも曖昧で、
納得がいく説明ができずに、
ぐずぐずしている感覚。


塩田さんのコメントが、
なんだか胸につきささって、一部抜粋して載せています。

作品は、塩田さん自身を表していました。

自分の所在が定まらない不安。
居場所を定めようと、
糸で張り巡らされた部屋。

白いドレスからいくつものチューブが出ていて、
その中を通る、赤い液体。

他にも、
塩田さん自身が作品として写っている写真。
絵画。

もがき、苦しみ、不安。

明るい、光の見えるような作品ではないけど、


作品を見ながら、
その空気を感じながら、自分自身を見つめ直したり、
伝わるものがあると思います。

私は見ながら胸が苦しくなってしまって、
見終わった今でも、
どことなく引きずってます。

塩田さんの個展を見てからは、
街を散策しながら、少しお買い物キラキラ

ちょうどLOUIS VUITTONの前を通ったら、
草間彌生さんの作品がキラキラ
LOUIS VUITTONと草間彌生さんのコラボ(o^^o)素敵ですチューリップ赤




満喫したところで、その日一番の目的地、
Zepp福岡へ向かいましたコスモス









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