先週末のランチ
こんにちは。
※昨日書いたものを翌朝アップしてます。
ヒノキと黄砂で鼻と喉が辛いです
今年は漢方(小青竜湯)で何とか凌げるかな、とスギ花粉の時は思ってましたが、黄砂がピークになると辛いなアレルギー
せめて黄砂だけでもどっかに消えて欲しい
さて、本題。今日はマニアックなお勉強をしました。注!本当にマニアックです
女性ホルモン(E2,P4)が卵胞内でどのように合成されるのか。
私が楽しく不妊治療をやれているのは、知識欲のおかげかなと思います
色々知るのが楽しくて。変わってると思いますけど。
今回のお勉強のきっかけは、先日の6回目の採卵日が決定した時のホルモン検査で、5回目までにはなかった、P4値が僅かに上昇していることを発見したことと、6回目だけはuFSHでなくrFSHを使った排卵誘発であったことが関連してるのかなぁ??
と思ったことです。
以下の松林先生ブログで、関連するかもしれない?論文の内容を先月3月に読んでいたから、自分の身にコレが起こったのかなぁ??と思いました。
uFSHはHMGとは別物と説明されることもあるから、私の見当違いかもしれませんが、P4が上がったということは私の身に起きた事実です。
お勉強の為に、ネットで検索してみると、以下2つの医師によるブログでは、松林先生と同じ論文を参照して「2023年で一番心に残る」「まだまだ仮説の段階で結論が出ていない」と書かれています。
えー!不妊治療専門の先生方、もっと踏み込んで分かりやすく解明・解説して欲しいんですけど
→「卵巣刺激に関する報告では、2023年一番心に残る一本(論文)です。」と書かれてました。
その他、不妊治療を始める時に、色んな用語を勉強したいと思って、以下の書籍を購入済みでした。
確かに勉強にはなるのですが、辞書的に使うくらいで読破することは無理
結構専門的な内容で挫折してましたが、久しぶりにページをめくりました。
卵胞でステロイドホルモンがどのように合成されるかについての基本的な図解などが載ってたので、上記の医師のブログを読む助けになったかも
ここからは、素人なりにお勉強した内容です。
素人が書いてるので間違えてたらゴメンなさい!間違いがあったら指摘してくれると嬉しいです。
卵胞でのステロイド合成
患者的に採卵周期で1番興味があるのはE2(エストラジオール)だと思うので、卵胞においてE2はどのように作られるのか、を見ていきます。プロゲステロン(P4)も登場します。
E2は女性を美しく保ってくれますからね
全ての人にとって大事!
不妊治療を始めてからE2が適宜適切に出てるおかげで、前よりも肌ツヤが少し良くなった気がして、嬉しい誤算です
全ての始まりはコレステロール
とにかく、出発点はコレステロール!
※血液検査で低コレステロール気味であることを自覚していた私は、良質なたんぱく質を摂るため、朝は板東英二ばりに卵2個食べて、出来るだけ晩御飯は魚を多く選択してます。(意味あるか知らんけど。)
コレステロールは、まず、「プレグネノロン」になるらしい!
卵胞内の莢膜細胞(きょうまくさいぼう)(外側)で、プレグネノロンになるらしいです!ある程度の量のLHはこれを促進する作用があるそうです。
卵胞期の早い段階から多すぎるのは良くないと聞くLHですが、少し?はないと、E2まで辿り着けなさそう。
ちなみにLHが多すぎると、この後のアンドロゲンへの変換を抑制する作用もあるようです。どの程度多いとそうなるのかは知りません。本にはLHサージ後には・・・と書いてありました。LHは加減がムズすぎる存在ですね。
E2まではまだまだ遠い!
プレグネノロンはD5経路(一旦DHEAになるルート)か、D4経路(一旦プロゲステロン(P4)になるルート)のどちらかを経路して、アンドロステンジオン(アンドロゲンの1つ)に変換されたりする。
アンドロゲンとは総称で、DHEAやアンドロステンジオンやテストステロンなどが含まれます。これらは通称?で男性ホルモンと呼ばれます。不妊治療始めた時点から知ってたけど、女性ホルモン(の一部)は男性ホルモンから変換されて作られるなんて、面白いなぁ。
D5経路の場合、プレグネノロンからDHEAになって、更にその後にアンドロステンジオンになったりするようです。(プロゲステロンは経由しない)
→超低AMHあるいは低AMHな私は、DHEAを医師処方で補充してます。よくあるパターンですねっ
D4経路の場合、プレグネノロンからプロゲステロン(P4)になって、その後にアンドロステンジオンになったりするようです。(DHEAを経由しない)
ちなみに、LHサージ後は、D5経路とD4経路後半(P4からアンドロステンジオンになる部分)が抑制され、D4経路前半(プロゲステロンになるまで)の部分が促進されて、プロゲステロンが増えるみたいです
アンドロステンジオンは、テストステロンを経てエストラジオール(E2)になったり、エストロン(E1)を経てエストラジオール(E2)になったりする。
1つ目の経路。(主にD5経路の後続?)
アンドロステンジオンは、莢膜細胞内でテストステロンに変換される。テストステロンは莢膜細胞から顆粒膜細胞(かりゅうまくさいぼう)(内側)に移行して、アロマターゼの働きでエストラジオール(E2)に変換される。
FSHの作用でアロマターゼが活性化される。
2つ目の経路。(主にD4経路の後続?)
アンドロステンジオンは、莢膜細胞から顆粒膜細胞に移行して、アロマターゼの働きで、エストロン(E1)に変換される。
FSHの作用でアロマターゼが活性化される。
また、E1は、エストラジオール(E2)に変換されたりする。
こうしてようやく、E2にたどり着きました!
Two cell, two gonadotropin theory
2つの細胞(莢膜細胞と顆粒膜細胞)で2つのゴナドトロピン(LHとFSH)が作用するので、古典的にこのように呼ばれてるそうです。
分かったことと分からないこと
論文で述べてること?は、rFSH製剤だとD4経路の方を強化するということだそうで、逆にHMG製剤だとD4経路は強化されずD5経路がメインになるのかな?
どうして製剤によって強化される経路が違うの??なぞ。
D4経路とD5経路、どっちの方が効率よくE2を作ってくれるんでしょうか?
よく分かりません!!
患者としての肌感覚は、何となくあるんですが・・・
お医者さま、ぜひ、全部解明して教えて欲しいです
マニアックな内容ですが、お読みいただいてありがとうございます
詳しい方、正しい情報を教えてくださると嬉しいです
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