こんにちは。高溝です。
昨日、記事に書きましたが今朝の7時からのTBSの番組ご覧になりましたか?
テーマが・・・
「~明るく素敵な女性を諦めない~ 乳がんとの(新)向き合い方」
私は、録画をセットしつつ、起きて見ました。
番組内で、乳房再建をされた方が出てきましたね。
そこで登場したのは、なんと私の再建の主治医でもある、佐武先生でした
自家組織再建の世界では、第一人者ですね。
13日に、診察でお会いしたばかりなので、なんだか変な感じでした。
テレビだと仕方ないのかもしれませんが、すごーくすばらしいことのように表現されますね。
リスクもあるんですが、そういうところにはあまり触れませんでした。
自家組織での再建の場合、確かに血の通った暖かく柔らかい、自然に下垂してくる胸が出来上がります。
ただ、細い血管を顕微鏡を使って縫い合わせるマイクロサージャリ―で行いますので手術にはとても技術が必要です。
そして、細い血管を繋ぎますので、まれに血栓ができてしまい血流が悪くなり、最悪移植した脂肪が壊死するということも・・・
このまれに・・・というのが曲者で・・・
1%~2%くらいと説明を受けた気がします。
つまり年間100人手術して、1人か2人
実は私はその1人なんですよ。
手術は10時間かかって、夜は1時間おきの血流音チェックのため眠れず・・・
翌朝、先生の診察で、ちょっとおかしいということになり、急遽再手術
血流が悪くなり血栓ができて、1時間遅かったら壊死していただろうと言われました。
経験豊富な佐武先生だからこそ、壊死の前に再手術出来て最悪の状況は免れたんです。
それに手術後48時間はベッドに拘束され、寝返りも打てませんし、身体を起こすことも出来ません。
手術した側の腕は上げることも出来ず・・・結構大変な2日間なんです。
良いところばかりではないということですね。
それに、確か佐武先生の再建手術、今は、4年待ちと聞いています。
テレビでやっていたような同時再建は、受け付けていないと思うんですよね。
まぁでも、健康な方が、あの番組を見て、乳がんになっても再建という道があるということを知るだけでも意味があるなぁと思います。
だからこそ、1年に1回は検診に行って早期で発見できるようになってほしい・・・
まだまだ日本は検診受診率が少ないと言います。
自分は大丈夫・・・そう思っていないで、念のためでいいから検診を受けてほしいですね。
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