国税のクレジットカード決済におけるメリット・デメリットについて
メリット①
税金の決済でもポイントを獲得することができます。
クレジットカード会社により違いはありますが、アメリカンエキスプレスのビジネスカードの場合200円に対して1ポイント貯まります。
法人税1,000万円の支払いをアメックスカードで決済すると、5万ポイントも貯まる計算です。
※貯まったポイントの交換先は様々ですが、ANAのマイルに1ポイント1マイルのレートで交換した場合、1マイルの価値は時期にもよりますが2円〜3円程度の価値にはなるようなので、1,000万円の税金決済で5万ポイント×2〜3円=10万円〜15万円分のメリットが得られる計算となります。
メリット②
ネット環境(PC、スマートフォンなど)さえあれば決済でき、5分〜10分ほどで完了するので、銀行や税務署に行く手間が省けます。
メリット③
クレジットカード決済は現金の引き落としが翌月に引き延ばされるので、資金繰りの面でプラスに働きます。
デメリット
決済手数料が約0.83%(1,000万円の税金に対して、手数料が約8万3,000円)発生します。
しかしこちらは損金計上できますので、経費計上できる点が逆にメリットとなる場合もございます。
決済可能な税目
国税のほとんどがクレジットカード決済可能でございます。
但し、源泉所得税はe-tax経由での決済が必要ですのでご注意ください。
決済の流れについて、
下記「国税クレジットカードお支払いサイト」にログインし、
注意事項を確認してください。こちらで決済手数料の試算もできます。
※上記注意事項に記載されていませんが、一度の手続きで決済できる上限は990万円までのようです。
しかし、990万円の決済を複数回行うことで、990万円以上の税額にも対応できるようです。
→法人税3,000万円をクレジットカード決済する場合、990万円を3回、30万円を1回の計4回に分けて決済する事で合計3,000万円の納税となります。
「上記の注意事項を確認しました」にレ点を入れて、下にスクロールし、
同意を押してください。
法人名、法人所在地、法人電話番号、整理番号、納付先税務署を入力し、納付税目、課税期間、本税金額、合計金額を入力し「次へ」を押します。
※納税金額には決済手数料を抜いた金額(納付書に記載の税額)を入力します。
入力内容を確認し、クレジットカード情報の入力欄にクレジットカード情報を入力し、「次へ」進んで納付手続きを済ませてください。
いかがでしたか?とても簡単に納税ができるので国税はクレジットカード決済がオススメです。
e-tax経由で決済を行う「源泉所得税」のクレジットカード決済については下記リンクでご紹介しております。