「星の声」を聴いていると、自分自身が見えてくる。
見えてきた自分自身に正直に生きてみると、前に進み始める。
前に進み始めた自分自身は、誰かの光になる。
そんなことも、きっとある。



『満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~』
著 望月麻衣
画 桜田千尋

淡路島で母を看取った百花。
花巻の祖父母の家で療養する少年。
宮島で姉妹関係に悩む女子。
人生に迷う人々の近くで満月珈琲店が開店し、星遣いの猫たちがあたたかい言葉をかけていきます。

物語も心に灯りを灯してくれるような、あたたかいものですが、同時に占星術の勉強もできてしまうシリーズです。
また、今回は「読書」もテーマにされていて、物語の中で、実在している本を何冊も紹介してくださっています。

お得感、満載。


あの時の告白は、あなたに伝えることができなかった。
今度はちゃんと自分で伝えよう。
私は深呼吸して、ゆっくりと口を開いた。



ありがとうございました。
のり