話すテクニックは「間」と「視線」と「コックリさん」 | きみが輝く時

きみが輝く時

教育はすばらしい仕事です 学校の先生たちを応援していきます!

本来、話下手です。

 

子供の頃から人前で話すことは得意ではありませんでした。

 

高校卒業後、これではだめだと思い、自分なりに話し方の研究をしました。

 

話し上手な方の話を聞きながら「どうして、この人の話は聞き手を引きつけるるんだろう」と分析したり、真似てみたりしました。

 

そして、話をする機会も積極的に増やしていきました。

 

話し方の本もたくさん読みました。

 

教師になってからは、子供が聴きたくなる話し方を身に付けようと努力を続けました。毎日が話し方の修行の日々でした。

 

 

その結果、苦手だった「話すこと」が自分の武器になっていきました。

 

 

話すテクニックはいろいろとありますが、最も大切なのが「間」と「視線」だと思います。

 

間を十分取るには勇気がいりますが、「間抜け」では心に響く話はできません。

 

間をとるとともに、間をつめることも必要です。

 

間をとるところは十分間をとり、つめるところではどんどんつめていき、畳みかけるように話しを続けます。

 

 

視線は、「ジグザグ法」を使います。

 

聞き手を4グループに分けて、どのグループにもまんべんなく視線を向けるようにします。

 

ワンセンテンス ワンパーソンが基本です。(1文1人)

 

 

 

話すことにまだ慣れていないときや自信がないときにおすすめの方法があります。

 

それは会場で「コックリさん」を見つけることです。

 

2~3人程度で机を囲み、所定の位置に10円玉を置く。 全員で、人差し指を10円玉の上に置き、

 

「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら、そこの窓からお入りください、入られましたら「はい」へお進みください」

 

と話しかけると10円玉が自動的に動き始める・・・・・・

 

というあの憑依霊を呼び出すコックリ(狐狗狸)さんではありません。

 

 

聞き手の中には必ず一人は、話をコックリコックリとうなずきながら聞いてくださる心優しいコックリさんがいらっしゃいます。

 

無表情の方や、自分の話に興味がない様子の方に話をしていると、どんどん自信を失っていきます。

 

そんな時の救世主がコックリさんです。

 

コックリさんに話をしていると、自信を取り戻します。

 

話し手にとってコックリさんは、本当に天使のような存在です。

 

本物のコックリさんに話しかけることはおすすめしません。

 

危険が伴いますので。