ちょっと記事の更新が滞ってしまいました。稲刈りをしておりました。チュー今日はこの辺は雨雨なので稲刈りは一旦お安み、ということでやっとブログ更新ができました。

 

 

 

うちは、元々小さな兼業農家を祖父母がしていたのを父が受け継ぎ、私は今年から、初めて米作りに挑戦。照れ(今までは手伝うくらいでした)

 

 

 

私は、今までの農薬、除草剤を使う慣行農法が嫌で、いきなり無農薬、無肥料、無除草剤にしたんですが(農家さんからしたらかなり無謀滝汗、今回はそんな中で改めて気付いたことなどを記事にしたいと思います。

 

 

 

また、現在の日本の農業についてを、ぜひ農業と直接かかわっていない一般の方々に知って欲しい農家が今どれだけ大変な思いでお米などを作っているかを知って欲しいと思います。

 

 

 

きっと、こういうことを知れば、ご飯をいただく時の

「いただきますキラキラという言葉の意味がとても深いとわかると思います。

 

 

 

いっとき、給食で「いただきます」は宗教みたいだから言わないようにする、というバカげたことを学校が行っておりましたが、もちろん宗教とはまったく関係ありません。真顔

 

 

 

命をいただくことへの感謝給食が出来て子供達の口に入るまでに関わった多くの人々への感謝あらゆる感謝が「いただきますキラキラには込められているのですから。

 

 

 

先日、現在の日本では農薬を使わないとJAでお米などの農作物を売ることはできない悲しいという記事を書きました。

 

うちも長年にわたり、去年まで農薬を使用してきたわけですが(祖父母も父もJAに売っていました)、そのせいで田んぼの土壌が随分汚染されてしまっています。ゲロー

 

 

 

 

うちは、そこへいきなり無農薬、無肥料、無除草剤にしたわけですが、そうしますと虫に喰われたり、雑草の繁殖も半端なく、お米の収穫高が、それまでの10分の1くらいまで激減します。笑い泣き

 

 

 

 

この収穫高が激減した状態が、汚染された土壌がキレイになるまでに、早くて3年くらいかかり、長くて7~8年かかるので、それでは米を売って生活している人達にとっては死活問題となります。

 

 

 

 

なので、今の日本のやり方だと農薬や除草剤がなかなか止められないのです。泣くうさぎ

 

 

 

 

フランスなどでは、農薬使用を止めて無農薬有機栽培に変える時に起きる、収穫高が激減した時のための補助金が政府から賄われているので、安全な農作物を作る方向に移行しやすいというのに…。ショボーン

 

 

 

 

日本では、有機に変えるための補助金どころか、もともと欧米のように農家さんへの手厚い補助金制度などがほぼないので、それでは生活ができず、高齢化が進む農家は衰退し、ますます自給率が下がる、という悪循環に陥っているのです。悲しい

 

上の記事より一部抜粋

「2006年の時点では農業所得に対して公的助成が占める割合はスイスが「95%」、フランスが「90%」、イギリスが「95%」でした。それが2013年にスイスは「100%」、フランスは「95%」、イギリスは若干下がって「91%」になっています。それぞれ農業所得の9割以上が税金で賄われているのです。

 

~中略~

 

対して、日本では野菜や果物の農家の所得に助成金が占める割合は、せいぜい「10%」くらいでしょう。フランスでは野菜や果物の農家所得の4割、5割が補助金です。

 

しかし、2006年の時点で日本の農家所得に占める補助金の割合は平均「15.6%」でした。民主党政権が導入した「戸別所得補償制度」が入る前の話です。

その後、米価は下がり、相対的に日本の農家所得も減り、若干補助金の割合は増えました。

 

しかし、2016年の時点でも「30%」そこそこ。ヨーロッパは90%以上ですし、米国は「40%」ですから、日本の農家所得に占める助成金の割合は先進国で断トツに低く、その構造は現在も変わっていないわけです。
 

~中略~

 

しかし、日本は米国の様な仕組みを持とうというそぶりさえ見せず、国会では議論すらしていません。日本の政治家には、欧米のような農業保護のための補助金制度ができたら「困る」という人が多いようです。

 

自国農業保護のために本質的に必要な補助金制度については常にあやふやにしておいて、いざ生産者が窮したら自分が出て行って、「緊急対策費をとってやったぞ」と訴えて票につなげたいということでしょうか。ムカムカ

 

この繰り返しですから、日本の農家が日常的に安心して作物づくりに励めるはずがないのです。」 

 

 

 

 

自分が農業に携わって感じたのは、「今の制度では、ずっと農業を続けるのは難しいネガティブということです。

 

 

 

金銭的なことをいうと、特にお米を作る場合、無農薬栽培に移行できたとしても相当な投資をしなければなりません。田植え機、稲刈り機、お米を乾燥させる機械、脱穀機、保存のための冷蔵庫etc…

 

 

 

今、うちにある機械は祖父や父が買ったものなので何とかやっていけていますが、これから先、新しい物を買うとなると、とてもじゃないけどやっていけるかどうか…ネガティブ例えば稲を刈るコンバインは、このくらいです。家が建ちそうです。(中古を買う手もありますが、中古も高い笑い泣き

 

それから除草剤を使わないとなると、草を刈る体力も必要になってきますので、若いうちはいいのですが、跡取りさんがいなくて高齢になるとかなり難しくなります。

 

 

 

他にも色々問題点はありますが、大まかな所で日本では、こういった現状があるということを、是非お米を買っている方々には知って欲しいと思います。

 

 

 

そういえば、政府が急に言い出した、表向きにはいかにも良さげな有機栽培を推進する「みどりの戦略」ですが、以下の記事をよく読んでみて下さい。表面的に良さげな政策に過ぎないことがよくわかります。プンプン

 

上の記事より一部抜粋

「化学農薬の使用量(リスク換算)を50%減らす」という目標は、実は量を減らすということではないのです。リスク換算では、ネオニコチノイド系農薬のように危険な農薬を50%減らせばいいと言う意味で、「安全な」農薬を新たに作り、危険な農薬から変えれば、量が増えても構わないことになります。

 

これまでの危険とされるネオニコ系やグリホサートの代わりとなる、RNA農薬の開発が懸念されるわけです。これは一言で、遺伝子組み換え農薬と言えると思います。

 

自然界に撒くと虫の細胞に働きかけて、虫の体の中でタンパク質の生成を変え、死なせるという仕組みです。推進している側は、同RNAはもろく、撒いたあとは勝手に消滅するので安全で問題ないとしています。

 

しかし、撒かれるRNAは遺伝子に作用する可能性もあり、狙った虫だけでなく他の生きものへの影響も考えられ、生態系へのリスクはこれまでの化学農薬以上に考えられます。

 

でもこのRNA農薬は、「みどりの戦略」では低リスクであるとして戦略の柱にされているのです。

 

化学農薬を使わなくても農業はできるということが世界的に実証されているのに、同戦略は、化学的な農薬や肥料を「別のものに変える」ための政策になってしまっています。農薬や肥料を売りたい農薬会社の影響が伺えます。」

 

 

 

だいたい政府が推進することには裏があるキョロキョロというのは、この二年半のニセパンデミック騒動から皆さん学習されたと思いますが、一人でも多くの人が上辺の薄っぺらい戦略に騙されないように、これからも情報をシェアしたいと思います。

 

 

 

そして今回の記事の最後にシェアしたい情報として、「お安いレストランなどでのご飯には気を付けましょう」というお話。滝汗

 

上の記事より一部抜粋

日本国内でも外食産業で使用されているお米は結構加工されてるんです。それは「精米改良剤」と言うものを使ってるんです。

 

「精米改良剤」とは何か?

 

「液体プラスチック」と呼ばれるものだとか

 

その正体は・・プロピレングリコールという石油精製によって作られる化学薬品が主体のものです。

 

他に、植物油脂、合成甘味料、リン酸塩、グリセリン脂肪酸エステル、グルタミン酸ナトリウムなどが含まれています。

このプロピレングリコールと言う化学物質は、化粧品の保湿剤、自動車の不凍液、潤滑剤、プラスチックの中間原料、各種溶媒・・などに使われてるんです。

 

使う目的は、古米を精米する時に、古いがゆえに米がもろくて割れるのを防いだり、特有の酸化臭をごまかして甘味をつけ、新米のような白い光沢を出すために開発されたものだそうなんです。

 

~中略~

 

薬事法では「表示指定成分」で表示が義務化されている化学薬品ですが食品衛生法では、「加工助剤」となり食品添加物としての表示義務はないのだとか。

 

すべては言わないが安い外食チェーン店や中食なんかでたくさん使われてます。

 

つまり米ではなくプラスチックを食べているゲローと言うことです。

 

~中略~

 

安いものには、安いカラクリがあるんです。

 

 

 

 

外食の際は気を付けましょう。真顔

 

 

 

 

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