ピーちゃんは5年前に10才で亡くなった実家の雄のセキセイインコです
私が子供の頃にセキセイインコを飼っていたので昨年亡くなった母が10年前に「また飼いたい」と言っていたので12月のお誕生日にプレゼントしたのです
ピーちゃんは黄色と青色のキレイなセキセイインコでした
お喋りがとても上手で電話でもお話ししてくれました
母と電話で話しているとピーちゃんがきて受話器に話してくれました
「ピーちゃん 明日行くからね」と私が言うと
「くちゃいよぉ」とピーちゃんが言いました
「どうして?」と私が聞くと
「でもくちゃいよぉ」とピーちゃんがまた言いました
「ピーちゃん何でくちゃいの?」と私が聞くと
「おかあさん ぶぶ~って」とピーちゃんが言いました
そして「あ~ひゃひゃひゃひゃ」と母とピーちゃんは大笑いです
「何がおかしいの?」と私が母に聞くと
母がおならをすることを教えてくれたのでした
ピーちゃんはとても優しい子でした
一緒のお店で買った私の家で飼っていたセキセイインコの規介に生まれた日は1週間しか違わないお兄ちゃんなのに吐き戻してごはんをあげていました
おかげで規介は挿し餌を食べること無く大きくなりました
ピーちゃんが5才のときに弟夫婦がコザクラインコのピッチを買ってきました
コザクラインコは気性が激しくセキセイインコより一回り大きいので母には一緒に放鳥しないように言っておきました
ピーちゃんは放し飼いでしたから赤ちゃんのピッチはカゴから出てピーちゃんと遊びたくて仕方がありません
そんなピッチを気遣ってピーちゃんはピッチの呼び鳴きに答えたりカゴ越しに吐き戻してごはんをあげていました
ピッチに足を噛まれないように素早く飛び立ちながらです
おかげでピッチも挿し餌無しで大きくなりました
ピーちゃんは遠慮ということを知っていました
まだ小学生だった姪が実家に来ると
「ピーちゃんおうち入ってくる」と言って自分からカゴに入っていました
実家に規介を預けているとピーちゃんのカゴに一緒に規介が入ってごはんを食べました
規介がごはんをもぐもぐ食べている間ピーちゃんは黙って待っています
そして規介がごはん休みの間やお水を飲んでいる隙に1粒だけ素早く食べていました
規介がまたごはんを食べに戻ると素早く譲っていました
規介がお腹いっぱいになるまでピーちゃんはごはんを食べるのを遠慮して待っているのでした
ピーちゃんはいつも夜になると「ピーちゃん ねんねする」と言ってカゴに入りました
そして「ピーちゃん いいこ お利口 ね~んね」と自分で言って眠っていました
朝は明るくなって隣りの部屋で寝ていた父が起きだすとピーちゃんは「はい」「はい」と呼んで父に出してもらっていました
ピーちゃんは人間が話しかけると「うん」と言って頷きました
なので規介もピッチも話しかけると頷きました
ピーちゃんは赤ちゃんの頃は挿し餌が大好きでした
お腹が空くと挿し餌のスプーンを自分で出して持って走ってきたそうです
かなり大きくなるまで挿し餌を食べていたのです
でもそれはインコの胃にカビが生えてしまう原因になるので母に言って止めさせました
母は乾いたごはんをスプーンにのせてピーちゃんに食べさせました
それから自分でごはんを食べるようになりました
ピーちゃんは生後2ヵ月ぐらいのときに風邪で倒れたことがありました
母のところによろよろしながら歩いてきて
母の手の中で「ピーちゃんお利口?」と言って倒れたそうです
母は丸1日ピーちゃんを温めました
ピーちゃんはそれからは病気も怪我も無く丈夫に生きていました
最期はふっと自然に亡くなったそうです
賢くて可愛くていとおしい良い子でした
私が子供の頃にセキセイインコを飼っていたので昨年亡くなった母が10年前に「また飼いたい」と言っていたので12月のお誕生日にプレゼントしたのです
ピーちゃんは黄色と青色のキレイなセキセイインコでした
お喋りがとても上手で電話でもお話ししてくれました
母と電話で話しているとピーちゃんがきて受話器に話してくれました
「ピーちゃん 明日行くからね」と私が言うと
「くちゃいよぉ」とピーちゃんが言いました
「どうして?」と私が聞くと
「でもくちゃいよぉ」とピーちゃんがまた言いました
「ピーちゃん何でくちゃいの?」と私が聞くと
「おかあさん ぶぶ~って」とピーちゃんが言いました
そして「あ~ひゃひゃひゃひゃ」と母とピーちゃんは大笑いです
「何がおかしいの?」と私が母に聞くと
母がおならをすることを教えてくれたのでした
ピーちゃんはとても優しい子でした
一緒のお店で買った私の家で飼っていたセキセイインコの規介に生まれた日は1週間しか違わないお兄ちゃんなのに吐き戻してごはんをあげていました
おかげで規介は挿し餌を食べること無く大きくなりました
ピーちゃんが5才のときに弟夫婦がコザクラインコのピッチを買ってきました
コザクラインコは気性が激しくセキセイインコより一回り大きいので母には一緒に放鳥しないように言っておきました
ピーちゃんは放し飼いでしたから赤ちゃんのピッチはカゴから出てピーちゃんと遊びたくて仕方がありません
そんなピッチを気遣ってピーちゃんはピッチの呼び鳴きに答えたりカゴ越しに吐き戻してごはんをあげていました
ピッチに足を噛まれないように素早く飛び立ちながらです
おかげでピッチも挿し餌無しで大きくなりました
ピーちゃんは遠慮ということを知っていました
まだ小学生だった姪が実家に来ると
「ピーちゃんおうち入ってくる」と言って自分からカゴに入っていました
実家に規介を預けているとピーちゃんのカゴに一緒に規介が入ってごはんを食べました
規介がごはんをもぐもぐ食べている間ピーちゃんは黙って待っています
そして規介がごはん休みの間やお水を飲んでいる隙に1粒だけ素早く食べていました
規介がまたごはんを食べに戻ると素早く譲っていました
規介がお腹いっぱいになるまでピーちゃんはごはんを食べるのを遠慮して待っているのでした
ピーちゃんはいつも夜になると「ピーちゃん ねんねする」と言ってカゴに入りました
そして「ピーちゃん いいこ お利口 ね~んね」と自分で言って眠っていました
朝は明るくなって隣りの部屋で寝ていた父が起きだすとピーちゃんは「はい」「はい」と呼んで父に出してもらっていました
ピーちゃんは人間が話しかけると「うん」と言って頷きました
なので規介もピッチも話しかけると頷きました
ピーちゃんは赤ちゃんの頃は挿し餌が大好きでした
お腹が空くと挿し餌のスプーンを自分で出して持って走ってきたそうです
かなり大きくなるまで挿し餌を食べていたのです
でもそれはインコの胃にカビが生えてしまう原因になるので母に言って止めさせました
母は乾いたごはんをスプーンにのせてピーちゃんに食べさせました
それから自分でごはんを食べるようになりました
ピーちゃんは生後2ヵ月ぐらいのときに風邪で倒れたことがありました
母のところによろよろしながら歩いてきて
母の手の中で「ピーちゃんお利口?」と言って倒れたそうです
母は丸1日ピーちゃんを温めました
ピーちゃんはそれからは病気も怪我も無く丈夫に生きていました
最期はふっと自然に亡くなったそうです
賢くて可愛くていとおしい良い子でした
