亡くなった母が可愛がっていたコザクラインコのピッチちゃんは人間の赤ちゃんみたいに甘えん坊さんです

実家に行くと私にべったり引っ付いています

ごはんの支度をするのでピッチちゃんを居間のカゴに置いて「ピッチ 台所でごはんの支度をしてくるからね 火を使うから熱い熱いするといけないからね 待っててね」と言い聞かせると
「うん」と言って素直に手から降りてくれます

でもそれも15分くらいまで

しばらくすると「ピュイ」っと言って台所に飛んできて私の肩にとまります

仕方がないので少し撫でてまた居間に連れてきて「待っててね」と言い聞かせてとカゴにおろすとまた「うん」と言って素直に降りてくれます

これを2~3回繰り返してようやくごはんの支度が終わります

「ごはんだよ~」と父を呼ぶとピッチちゃんも「ピュイ」っと返事をして飛んできます

そしてまた私に引っ付いています

右手に乗せるとお箸に焼きもちを焼いて喧嘩をするので左手に乗せます

何か食べる度に「ピュイ」っと言って背伸びして口をつつきます

その度に「ごはん食べるよ」「おかず食べるよ」と話しかけて口の中を見せてあげます

するとピッチちゃんは背伸びして私の口に顔をつっこんで見回します

ごはんがお口に入ってから無くなるのが不思議なようです

ごはんを噛んで飲み込んでから「あ~ん無いねぇ」と口の中を見せてあげるとピッチちゃんは首を傾げます

「不思議だねぇ」と言うと「ピャイ」っと返事をしています

昨日は「食べてみる」とごはんをあげるとちょっとだけ舐めていました

はんぺんを「食べてみる?おいしいよ」とあげたらちょっとだけ舐めてから2口かじって食べていました

ピッチちゃんは人間の物は食べないので珍しいことです

こうして毎回ごはんを食べるので
毎回30分はかかります


ごはんを食べ終えると洗い物です

お水が大好きなピッチちゃんは全部洗い終わるまで蛇口にとまって見ていてくれます

まずはゴム手袋をつけるときにゴム手袋に焼きもちを焼いて喧嘩をします

ゴム手袋に噛みつくので「ピッチ ゴム手袋破らないでね」と毎回お願いしてから
「はいどうぞ」と蛇口の上に手をもっていくと「うん」と言って蛇口の上におります

「ピッチ ゴシゴシだね」「きれいになったかな?」と話しかけて洗った物を見せながら洗い物をするのでまた時間がかかります

食器を洗い終わって食器乾燥機に入れてからゴム手袋を外して
「ピッチ 見ててくれてありがとね」と手を出すと
「うん」っと言って手に乗るので居間に一緒に行きます

「ピッチ お腹が空いたでしょ~?まんま食べようね」とカゴからエサ箱を出してやると思い出したようにごはんを食べ始めます

のりえのおいしいごはん日記-130516_075047.jpg
「いっぱい食べてお利口だねぇ」と誉めてあげるとたくさん食べてくれます


実家には月に1~2回しか帰りませんが
それでもピッチちゃんは待っていてくれます

かわいいです