本来の自分に戻ろう。

そしてあなたの世界を歩こう。

 

はしぐちのりこです。

 

お正月明けて4日目。

お疲れ出ていませんかニコニコ

 

 

もしあなたの親が

大人になった今でも

あなたに自分の言うことをきかせようとしたり

あなたを傷つけるような言葉を言ってくるならば。

 

たとえ親でも、逃げていい。

たとえ親でも、捨てていい。

 

 

何より大事なのは

あなたがあなたの身を守ること。

 

あなたが安心して

のびのび暮らしていくこと。

それ以上大切なものはないです。

 

 

 

 

 

 

このお正月、

久々に実家に帰って

親と話をした方も多いと思います。

 

私も元旦に実親の家に挨拶に行きまして

ちょっとした事件がありました。

 

 

今日は私と母の話です。

 

母は88歳。認知症。

会話はしっかりしているのですが、

制限が外れてやりたい放題。

 

お年賀で持っていった生和菓子を手でつついて、

爪の跡をバンバンつけて(笑)

 

「ほら、これ。こんっな硬いの、食べられへんがね」

 

と、言う始末。

 

それを咎めた成行き上、

ちょっと刺激してしまったのかもしれませんが、

 

その後、話をしているうちに

母から衝撃的な言葉を受けました。

 

隣にいた実父、私の夫もドン引き。

 

はっきりと書くのは憚られるのですが、

あまりにもショックだったので、

念の為確認してみました。

 

 

私:「それって、自分(お母さん)より、

   私のほうが先に死んだらいいと思ってる、ってこと?」

 

母:「そういうこと。」

 

 

 

・・・絶句。

 

 

私:「ひどい。ショックすぎる。

   昔からそう思ってたってこと?」

 

母:「そう。」

 

 

その会話が精一杯。

そのまま帰ってきました。

今は落ち着いてますのでご心配なくですー^^

 

 

帰る道すがら、

昔もこういう言葉を投げかけられて

胃がキューーっとなっていたことを思い出しまして。

 

 

 

「本気でやめよう。

 この人とこれ以上向き合っても、

 私が傷つくだけだ。」

 

 

と。

 

 

 

周囲は

 

「認知のゆがみがそうさせているだけなんだから、許してあげてよ」

 

と言うでしょう。

 

実際父にはそう言われました。

 

私も、そう思うことで

無理やり自分を納得させることもできるかもしれない。

 

 

でも私は母をずっと見ていて

たとえ認知症だとしても

本当に思っていないことは言わないって

感じているんですよね。

 

だからこれは、

全てではないけれど

母親のどこかにあった気持ちなんだろうな、と

今は受け止めてます。

 

 

 

母は愛情がない人ではないのですが

昔から私を蔑むようなことを言う人でした。


大人になってからわかったことですが

本人(母)の自己肯定感が低すぎるのです。

 

自分の自己肯定感が低すぎるがゆえに

自分のことをダメだと思うのと同じように

「あいつもダメだ」と言い出す。

 

「親と先生の言うことさえ聴いていればいいから」が口癖。

 

 

たまたま近くにいて、

唯一の肉親で

自分より弱い立場の私。

 

その私がその格好の標的だったのでしょう。

 

で、同様に、成長の過程で

私も自己肯定感が低くなっていったわけですね(笑)

 

心理学に出会って、

自分に向き合うことで

私は回復してきました。

 

親に対して言いたいことも

言えるようになりました。

 

本音も話せるようになりました。

 

もともと気が強い、負けず嫌いの自分も知りました(笑)

 

 

 

でも、やっぱり、母には返り討ちにあいます。

 

しんどかった

辛かった

 

そんな本音の話をしても、母の

 

「私のほうがどんだけ人生辛かったか」

 

という不幸自慢が始まります(笑)

 

 

 

心理学を学ぶと

 

「親に言えなかったことを言いましょう」

 

という宿題がでたりします。

 

その結果、

 

「言ったら親にわかってもらえて仲直りできました♪」

 

なんて友人の話を聞くと、羨ましくてしょうがなかったです。

 

 

 

でも、

 

「言えなかった気持ちを差し出す」

 

その勇気を出すことが、私達のゴールなんですよね。

 

特に親の目を気にして言いたいことも言えなかった人が

言えるようになることが、ひとつのゴール。

 

親と仲良くなれるかどうかは結果論。

 

親と仲良くなることがゴールではないんです。

 

寂しいけどね(笑)。

 

 

 

もしかしたら、

未だ返り討ちに合う私は

 

私がその世界を作っているのかもしれません。

私が、私のことを「死ねばいいのに」と思っているのかもしれません。

 

うん、いつもではないけれど

そういう気持ちになるときだってあるよね

 

もしくは逆に、

母が、自分のことを「死ねばいいのに」と思っているのかもしれません。

 

 

だとしても

 

だとしても

 

もういいじゃないか。

 

 

悲しいけど

 

相手の自己肯定感の低さゆえのこと。

 

近づくことで

自分が傷つくならば

 

そっと離れて

相手の幸せを祈る

 

それでいいと思うんです。

 

たとえ親でも。

 

 

自分がわかってればいいんですよね。

 

私も、しばらくは表面的なつきあいにとどめておこうと思いました。

 

 

* * *

 

 

もしあなたの親が

大人になった今でも

あなたに自分の言うことをきかせようとしたり

あなたを傷つけるような言葉を言ってくるならば。

 

たとえ親でも、逃げていい。

たとえ親でも、捨てていい。

 

 

「私のあり方の何がいけないんでしょうか?」

 

という自分原因説は

安心な場所に身を置いてからゆっくり考えたらいい。

 

 

そしてあなたのゴールは

 

あなた自身がやりたいことをやること、

言いたいことを言えるようになること。

 

親はきっかけでしかありません。

 

親と仲良くなることが、ゴールではないのです。

 

それは結果論で

そうなるときもあれば

ならないときもある。

相手にも依る。

 

 

そんなことよりも

あなたが安心して

のびのび暮らしていくこと。

それ以上大切なものはないのです。

 

あなた自身の安全を、まずは取り戻してね。

 

はしのんでした。

 

 

 

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