誰かがいいと言ったものを
自分の信頼している人がいいといっていると
それがいいのかなと思う。
この人に気に入られれば
自分の正しさは証明できるんじゃないかと思う。
どうしたらこの人に気に入られるのだろう
どうしたらこの人の仲間になれるのだろう
どうしたらこの人の懐に入れるのだろう
そんなことばかり考えていませんか？
ずっと誰かに気に入られる自分でいたかった。
さすがだねって言われる自分でいたかった。
私もそうでした。
そしてその相手は
先生だったり
上司だったり
周りの人だったり。
家族ではない、誰か。
誰か権威のある人に
誰か価値のある人に
さすがだねって言われる自分であれば
母親や父親にも
わたしがちゃんとした人間であることを
わかってもらえると思っていたようです。
私が直接言っても伝わらない。
だから私の正しさを誰かを使って証明したい、みたいな。
その奥に
「どうせ（母親には・父親には）
私のことはわかってもらえない」
があるんですよね。
そして
自分が成功することが
母親の人生の成功。
その当時は
心のしくみなんて
知らなかったけど
無意識で
そんな風に感じていたのだと思います。
母親を喜ばせるために
というと
なぜかピンとこないのだけど
母親に成功を感じてもらうために
母親が母親自身の自己肯定感を高めてもらうために
頑張っていたのかもしれない
そう思うと
なんだかしっくりくる自分がいます
（最終的には「喜ばせたい」一緒なんだけどね）
私が頑張れば
私が成功すれば
私が正しく認められれば
あのひとは幸せを感じられる
そう思っていたわけです。
（今だから言語化できるのだけど）
だから
いつも
自分のことを
価値ある人間だと
証明してくれそうなひとを見つけては
その人に認めてもらおうとする。
その人の「正しさ」をきちんと理解しようとして
そこに染まろうとする。
私のこの理解
あってますか？って確認が止まらない(笑)
ちゃんとしたひとですよ
というお墨付きをもらえる気がして
立場や肩書きにもこだわる。
それがもらえるということは
自分が間違っていないことを
証明されているような気がするから。
で
何回やっても
いつまでやっても
立場や肩書が手に入ったとしても
なーんか違う気がして
なーんかまだまだな気がして
認めてもらえてる気がしなくて
疲弊する。
そんなことをしても
無駄なんですよね。
だって
「どうせわかってもらえない」
があるから。
いつまでやっても
そこから抜け出せないのです。
もしあなたがそんな状態なら
それ、もうやめよう。
そんなことをしなくても
生きていける世界があるのです。
大丈夫。
はしぐちのりこ。
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