昭和の名人完結編 3 古今亭志ん生 壱次々と配本されて来ます 演目は妾馬とお直し 志ん生、1961年暮れ、読売巨人軍優勝祝賀会の余興に呼ばれる。 ところが、口演中に誰も噺を聞かないもんだから、カッときて脳溢血を発したらしい。 巡り合わせとはいえ、 『ケッ、だから読売はヨォ。』 と、広島県人は思ってしまう。 志ん生は、お直しで昭和31(1956)年度 芸術祭文部大臣賞受賞している